また警戒レベルを高める必要があるのだろう

 曇り、気温は17度.今にも雨が降りそうな陽気である.

 梅雨の中、熊本地方に大雨洪水警報が出ており、テレビに映った球磨川が氾濫しそうになっていた.付近にお住まいの方は、早めの避難を行いまずは自分の身の安全をはかって欲しい.熊本地方以外にお住まいの方も場所によっては大雨が降る可能性がある.天気予報等で情報を得て速やかに行動することが大切である.

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 今まで大きな発生が無かったことが驚きで、自粛中も営業を続けていたところもあるようで、ウイルスが密かに活動をしていたということになる.

 ホストクラブが今回指摘されているが、それ以外にも飲食店の感染症に備える体制は整っていないと思われるので、このまま行けば夜の繁華街は、夜のゴーストタウンになりかねない.

 東京で感染が増えていた期間に営業を続けていたところは、感染が収まることで更に油断したのではないだろうか?場所によっては、換気が悪く、営業形態も人と人の距離が近い状態で、更に大きな声で会話するという3密の状態にならざる負えない.そこに一人でも感染者が紛れこめばたちまち感染が広がるのを抑えられない.今回続々と従業員の感染が明らかになっているが、そこに出入りしていたお客を正しく把握していれば良いが、そういった把握がしにくいのではないかと思う.

 感染者も出入りしていた店の名前を明かさないという人がいるくらいだから、店の方も、お客の秘密を明らかにしたくないという考えもあるだろうが、しかし、そのせいで感染が広がり続け、業界全体が、営業しても客が寄り付かない状態になれば結局は自分たちに跳ね返ってくることになる.今我慢するか、後でダメージを食らうかの違いでしかない.しかし、その違いは、後で冷静になり振り返って気付くことが多いのも確かである.本当に岐路に正確に答えを出すことを求められることに慣れていない人は、その判断を誤ることになるのだろう.

 7月になり、徐々に経済活動が活発になり人の動きが盛んになってきており、それにつられて心の油断が益々強くなるのは世間を見ていて感じる.北海道にとって丁度良い季節だけに、今まで堪えていたものを発散しようという気持ちは良くわかる.999人が感染防止に注意を払っていても1人が油断すればそこから破綻するだけにこの先冬に向けて何か明るい兆しが見えてこないと厳しいだろうと思う.