リーグ第 20節 vs 仙台 3-3

札幌ドームでの試合。お互い不信を極め、下位に沈んでいる。その理由は、お互い違うだろうが、コンサドーレは、攻撃から守備へのきりかえができていない。仙台は、このゲームを見るかぎり守備力の問題だろう。

 シマオマテという強力なDF はいるが、それ以外の選手が非力である。それはコンサドーレもおなじで、一瞬の空きが時折見られるのは、攻撃に重点を起きすぎるのであろう。さらに言えば専門のDFがいない。これは以前からで、進藤選手も今ではDFとは呼べなくなって来ている。
 試合は、前半、福森選手の裏へのパスが金子選手にわたり、ヘディングで折り返すとロペス選手が頭で決める。その後、何度かチャンスがあったが決め切れず1-0で終える。
  劇的に試合が動いたのは後半である。後半開始そうそう、あれよあれよと言うまでもなく3点をいれらてしまう。これは、全く言って、守備になっていなかった。

 見ている方はこれでおしまいと思っていたら、2点差を守ろうとゴール前を固めている仙台の守備の中をコンサドーレの選手が上手く入り込み相手を撹乱し、ロペス選手、菅選手が立て続けにゴールする。同点になってからはコンサドーレが攻めつづけるが、得点を決められず引き分け。
 以前から問題となっている守備力の向上は見落とされ、攻撃一辺倒ではこういった試合が続くのはとうぜんである。
 お互い勝ち点を失ったといって良い。
 何時になったら安心して見ていれられる試合ができるのだろうか、見ていて体に悪い試合は懲り懲りである。