日本学術会議は特権階級を作っているのでは?

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 こういった政府に反対する抗議集会を開くと必ず集まる団体があるのだろうと思う.写真に写っている方は、少なくとも学術会議の方々では無くてそれ以外の方々が多そうである.

 今回の件、学問の自由という話になっているが、そもそも学術会議の存在が国の諮問機関という役割を担っているとしたら、その会議に参加する方は国が任命するということになるのではないかと思う.そういった機関が果たして学問の自由を宣言する場所なのか疑問に思う.

 少なくとも学問的に自由を叫ぶ環境を作るなら、国の束縛を受けないような団体であるべきのように思う.

 日本学術会議の推薦した人は国の任命権を超えたところにあり、それは日本学術会議の面々が認めた人しか入れないとしたらそれは国の権限を越えるところにあるということになりかねない.一種の特権階級を学術の場に持ち込んでいることになる.そういったグループが学問の自由を叫ぶのはいささか奇妙なことに思えてならない.

 そいった特権階級の地位を守るために、野党やその他の団体が今回の件に反対しているというのは、学術の中に特権階級を作るいわゆる格差を持ち込んでいることに他ならないと思うのだがいかがだろう.

 もし、この日本学術会議に推薦されずにひっそりと市井に暮らされる科学者の方は、ぜひ声を上げるべきだと思う.学術に特権階級を作るなと.学問の自由があるなら、学問の中に不平等を作るなと.