台風14号

 晴れ、気温は5度.寒さは徐々に厳しくなってくる.冬に近付けば気温は下がる、所謂自然の摂理である.

 ところがこれが徐々に狂ってきてい40度越えの夏が当たり前になり、真冬が40度になる未来が迫ってきている.そんな与太話というかもしれないが、このままの気温上昇が続けば100年後の地球はそうなっているかもしれない.今の異常気象と呼んでいる現象が振り返れば些細なことに思えてくるだろう.

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 そんな話をしても、実際に感じる気象の変化は些細なことだろう.去年よりとか十年前という比較をしても振れ幅の範囲に収まれば平年並みと表現する.異常と呼べるデータをそろえるには100年程度のスパンが必要であるから、数年間の変動の幅は誤差の範囲内ということになる.今が異常かそうではないかの結論は100年後の地球上で暮らしている人が判断すべきことである.少なくとも今の自分に判断できることではない.

 はたして、地球は温暖化しているのかそうではないの判断が出来なければ人は動かないとしたらどの時点で判断できるか?

 今の台風14号がこれから異常発達し猛烈な台風となり首都圏を襲えば異常気象と認めてくれるのだろうか?これから台風が続々と発生し日本を縦断するようになれば、いくら何でも鈍感な人でも明らかに異常だと感じるだろう.

 今すぐ何か対応をするということに関しては、使い捨てビニールを有料化するというのが当面の政策で、車社会がガソリンから電気にこれから急速に進んでいきそうな感じはする.日本が主力産業とする自動車メーカーは試練を迎えるだろう.

 

 その現実に今来ている台風14号は、これから進路を東寄りに変えスピードを上げて進んでいく.明日には温帯低気圧になるということなので大きな被害をもたらさずに太平洋に消えていく予定である.最初は進路が定まらず本州上陸も考えられたが、予報は被害の少ないほうへ進んでおり、一安心である.

 台風の進行方向の左に有れば風から受ける影響は弱まるので、残りは台風に刺激された前線がどの程度の雨を降らせるかだけである.