新型コロナウイルスは違うフェーズに入ったのかもしれない

 曇り、気温は14度.予報では夜からとなっているが、空の雲行きは怪しく時折雨粒が落ちてくる.早い時間帯に雨が降りそうである.

 台風14号は、Uターンして温帯低気圧になるようだ.本州に上陸も予想されたが太平洋側を東に進み三宅島などは記録的な大雨になったようだ.接近が予想されたため人的被害は起きなかったようで一安心だが、土砂災害についての注意報が出ているためお住まいの方々は注意していただきたい.

 今年の台風は、これでおしまいになる可能性もあるが、南の海の海水温は比較的高く今後も発生する可能性があるので注意は必要だ.

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 トランプ大統領も濃厚治療で短期間に退院することができた.日本でも感染者がこのところ増えている.その理由は、重症化しない若者の感染が増えているためである.以前から若者の感染は疑われていたが、日本では積極的なPCR検査が行われていないためなのか、感染数はグレーな状況だった.重症化しない感染者は治療せず治癒した可能性がある.

 コロナウイルスは変異を繰り返すため、一度罹患して治癒しても変異したコロナウイルスに再度感染する可能性がある.その辺りは、疫学的調査が必要だが、調査結果は中々出てこない.

 もしかすると、変異したコロナウイルスに対して免疫があれば重症化せず軽症で終わる可能性が高く、免疫の壁ができつつあるのかもしれない.その結果、重症化する人が少なく死亡者も減っているのではないだろうか.もう一つ考えられることは、トランプのようにコロナウイルスに感染した際の治療の仕組みが出来ておりその結果が重症者の減につながっているのだろう.

 新型コロナウイルスの感染に対して、市中病院でも簡易検査が行われるようになり、比較的軽症者の発見がしやすくなっているのは事実である.今の状況は早期発見、早期治療に移ってきている.

 この先ワクチンの接種も年度内には開始されそうであり、この調子で行けば、日本では、ひとまず大きな峠を越すような気がしている.

 ただし、まだまだ世界的には第2波の感染が起きつつあり、予断を許さないのは間違いない.

 それにしても中国が、本当に静かになり、国内での国民の大移動が伝えられているが、この感染症の発生源であり、ちょっと納得はいかない.これは証明されたものではないが、公表された死者数、感染者数は実際のところより10分の1あるいは100分の1の可能性がある.それでなければ他の国との差が大きすぎるように感じる.それとも中国国内では、今回の大きな感染を引き起こしたコロナウイルス以前に軽症で終わるコロナウイルスの感染が起きており、その時の抗体があり免疫の壁が早く築けたのかもしれない.そうであれば、日本人の重症化の割合が低く死者の発生も低く抑えられた可能性がある.

 世界的な感染者の数は、国により基準が違い、感染者数が正しいとは限らない点があることに注意が必要である.