医療崩壊の危機

 曇り、気温は7度.

 

 朝からBS1で日本代表の試合を見ていたが、元コンサドーレ鈴木武蔵選手が先発していた.開始早々の横パスから足が届かず、更にキーパーとの1対1をキーパーの足にふさがれるなど、どちらかを決めていればレギュラー当確に近付くところだったが、そうは簡単にはいかなかった.これからどういう風になっていくか判らないしW杯もまだなのでそれまでの間に挽回できることを望む.ベルギーの所属チームでもっと点を取って活躍するしかない.プロサッカー選手として生き残るのも大変なことである.

 後半、霧が出てきて選手とボールが画面から区別できなくなりメキシコに2点を入れられたところで見るのを終了.結果は知らないのだけれどこれから逆転できたなら凄いことだがどうなっただろう.

 

札幌市医師会“より強い対策を”|NHK 北海道のニュース

新型コロナウイルスの道内での感染が止まらない.冬の到来と同時に爆発した感がある.

この爆発を止めるために札幌市への往来自粛が発令されたが、果たして今から行って効果が出るか疑問がある.何故なら既に他の地方都市でも感染が広まりつつあり札幌市だけの問題ではなくなってきているからである.

 本来ならススキノ地区でクラスターが起きGotoが始まった時点で札幌市への往来自粛が必要だったのだろう.後から言っても仕方がないが結果的にはそうなる.往来自粛を制限することで経済は死ぬかもしれないが感染が爆発し医療機関が崩壊すればその時点で経済は自動的に止まる.その時期がどれほどなのか誰にもわからないが、相当年数必要だろう.

 ただし、札幌市を封鎖したとしてどれほど効果があったかこれも予想できないので、色々な批判はあるだろうが、今は無用である.

 後出しで対策を批難することは簡単である.批難されないような結果を生んだとしてもそれを誰も気付かないところに対策の難しさがあるからである.対策が良くて上手く行ったのかを判断できるのは全体を見通せる神のような存在でしかない.

新型コロナウイルス速報 札幌でクラスター3件発生 ドリームハウス「最大クラスター」に(STVニュース北海道) - Yahoo!ニュース

 札幌で起きたクラスターだが、いくら衛生に気を付けていたとしても持ち込まれるウイルスを全て排除することは基本的に無理がある.衛生に気を付けている施設といえど人の出入りが必ずある.全てをシャットアウトするなら人の出入りをストップするしかない.

 経済が機能していれば、色々な人が出入りする.当然そこに勤める職員も基本的には施設の外から出入りする.その通勤経路や家庭内などの至る所でウイルスとの接触の機会があり、そのすべてを遮断することは到底無理な話である.

 今の北海道のように冷涼な気候になり外ではウイルスが死滅する期間が延び、室内では増殖する可能性が高い室温になればどうやって防ごうというのだろうか?

 本当にこの感染を止める気があるなら本当に往来を止めるしかない.それができないとするなら医療機関は崩壊するだろう.