コンサドーレ 石川選手、早坂選手引退

 晴れ、気温はマイナス6度.道理で寒いはずである.いくら冬用のコートを着ていても外気は容赦なく体の芯を凍らせる.気温だけは真冬並みである.

 天気図を見ると低気圧は遥か彼方のオホーツク海にあるのだが、気圧の等高線が嫌に込んでいる.そのため北寄りの風が北海道に吹き込み気温を低下させているようだ.

 

 昨日の夜、コンサドーレの石川選手、早坂選手の今季限りの引退が発表された.まだJリーグは3試合残っているが、例年だと今頃は試合が終了するころで来季に向けた編成が始まろうとするころで時期的におかしいわけではない.

 石川選手、早坂選手、そして横山さんとコンサドーレがJ1で戦える基礎を支えてくれるために入団してきてくれたという記憶がある.それ以外にも稲本選手、小野選手とベテランがいてこそ今の選手たちが成長してきたと思う.

 時の流れは、体力を衰えさせる.キングカズのようにあの年齢でJ1で試合に出る稀有な例もあるが普通の選手なら試合に出ることがどれだけ努力をしなければならないか知ってしまう時期である.同じ実力なら若手選手を使い次の時代に備えていくのがチームの宿命だから、徐々に出場機会が減るのは致し方ない.それをさせないためには、特別な何かが必要である.

 サッカーを続けるならまだまだやれるチームもあっただろうが、現役のサッカー選手としての一区切りをつけたということだろう.「ありがとう」の言葉を2人に送りたい.

 土曜日のセレッソ戦にセレモニーがあるらしい.このコロナ禍の折、人が集まる場所に行くことは遠慮しようと思っていたが、できるならドームに行きたいという気持ちが沸いてきているところである.チケット予約を見ると最終戦なので徐々に席が埋まりつつあり、結構な人数が入りそうである.本当に悩ましい状況ではある.