自粛効果はまだ表れない

  晴れ、気温はマイナス5度.晴れているせいで冷え込みが厳しい.

 

 

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 自粛期間でも感染者数が中々減らないとの情報を聞くと心がイライラしてしまう.自粛の効果は2週間後に来るわけで、人出が減ったのは今週くらいからだから、クリスマス位に効果が出るのだろう.

 丁度この時期、クリスマス、年越し、お正月とただでさえ人の出入りが増えていたのだから、大人しくしろと言って大人しくする人たちばかりだと良いが、そうはいかないところがもどかしい.9割が自粛しても1割が嵌めを外せば効果は著しく下がる.

 本来なら自粛を経済活動を含め完全にストップして2週間過ごせれば目に見える効果があるのだけれど、それができないもどかしさがある.その点は、自由を尊重する国の運営の難しさである.

 

日本のコロナワクチン接種、国が冷凍庫1万台超を確保 | ロイター

 その経済活動を続けながら自粛は無理という場合の切り札としてワクチン接種がある.国もこの点は迅速に行っておりワクチン保管用の冷凍庫を用意している.あとは、製造元からワクチンを仕入れるだけである.

 ワクチンについては、世界でも持てる国と持てない国との格差があり、徐々に問題化しているが、生産量から言って格差が出る部分は仕方がないと思う.まず用意できる国から接種していくのが基本だろう.それで流行が収まることですべての国に行きわたらせることが可能である.経済活動ができない国ばかりになってしまうことの方が恐ろしい.

 最初にワクチン接種をした国が、率先してまだワクチン未接種の国のために協力して動く方が効率的に行えるのではないだろうか.緊急事態に公平性を求めていたずらに接種を遅らせることの無いようにお願いしたいものである.