Jリーグ 第32節 vs 大分 1-1

 アウェーで行われた試合、残り試合2つとなりコロナ過で色々あったシーズンを終える。既に来シーズンのメンバー入れ替えもあり選手達の半分以上は落ち着かないのではないだろうか。
 そして今頃は各チーム選手の構成も決まり監督の意図するところも理解しはじめ連携が良くなって来ている。今シーズン選手の入れ替えがなかったコンサドーレは、スタートから連携に関しては他のチームより優位だったが途中主力が抜け厳しいシーズンだった。
 前半は何時ものハイプレスでスタートしたのだけれど結構大分に冷静に対処されてしまう。結構ゴール前までは進むのだが、シュートが打てない状況で時間は進む。
 
 最初に得点を決めたのは、コンサドーレのミスを拾われてシュートを決められる。そのミスをした菅選手だが、コロナに感染後試合に上手く適応していない感がある。
 その後、大分は冷静に試合時間を使い、ゴール前を固めカウンター狙いとなり、ますます得点を取るのが難しくなってしまった。前半は大分リードで終える。
 
 後半は、コンサドーレも勝負をかける選手交代をしてきた。この試合先発が予想されていたロペス選手、このところのベンチ外が続いたドド選手が入る。
 そこから流れが変わり、ずっとコンサドーレのターンとなり、シュートを打つのだが、大分の固い守りに阻まれる。漸く得点を決めたのは、カウンターから抜け出したロペス選手だった。それも利き足の逆で見事シュートを決めて見せた。相当鬱憤が貯まって居たらしい表情を見せて居たのが印象的だった。 

 その後、決定的なチャンスをドド選手が外し試合終了。是非とも勝って起きたかったが仕方ないところ、ちょっと来期が心配になる試合だった。