新型コロナウイルスのワクチン早期承認

 晴れ、気温はマイナス8度.夜明けが遅くなっているので空は暗い.

 

 北海道の新型コロナウイルス感染者数も100人を漸く切った日の後に、昨日は、139人と報じられた.この後再度増加するのかそれとも徐々に感染者数が減るのか微妙なところである.

 その大きな理由が、やはり高齢者のクラスターである.今まで感染の主流だった若い世代は、殆ど医療機関に出入りすることはなかった.

 しかし、徐々に高齢者に感染が拡大していくことで、医療機関に通院している主な世代であるため医療機関に徐々に入り込むことになってきている.それもあり医療機関クラスターが多発している.

 このクラスターが制御できなければ、感染拡大を抑止することは中々難しい.本来なら感染が広まってき始めている医療機関の診療をストップさせることが必要なのだが、ストップするとそれ以外の持病を持つ人にとって死活問題となってしまう.外部から紛れ込むことを覚悟して診療を行うしかない.

 しかし、紛れ込んでいることを覚悟して通常診療を行うのは難しい.やはり、医療機関を訪れる人たちの意識が本当に変わらなければ、この難局を越えられない.

 

 こういった困難な中、人々のやる気を失わせる報道も多い.事実をしっかり伝えるのは大切で必要なことだが、やはり伝え方だろう.今の重要局面で足の引っ張り合いを過熱させるような報道は余り必要に無いと思うのだが、いかがだろう.

 

 

www3.nhk.or.jp

 日本国内でもファイザー社のワクチンが早期で承認されるようだ.この国内の混乱を避ける意味でも早期の接種を始める方が良いだろう.

 アレルギーの発症という問題があるが、まず医療機関の職員から接種していくことが良いだろう.当然接種を希望しない人には打たない権利もあることが前提である.