ガンバ大阪、東日本大震災から10年

 晴れ、気温は1度.無風状態であるが、これから風が強まるようである.夜間に気温が下がってくると雪の予報である.

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 この時期にガンバ大阪クラスターが発生する.これに関しては不可抗力の部分とプロスポーツの練習の中で接触が非常に強くあり、一たび感染すると予防薬が無い中で感染拡大は避けられそうもない.本当にご愁傷様というしかない.

 この件はコンサドーレについても影響があるわけで、今週末のドームでの試合を楽しみにしていた向きには残念なことでもある.ガンバはACLに向けて補強も進み先発できるメンバーが2チーム分揃っている.それを上手く使い分ければコロナの影響も少ないのだが、今回の件もありJリーグの各チームは、チームを2つに分けて練習することを提案する.上手く選手強化はできないかもしれないが、チーム全体で練習制限が起きることを考えれば良いのではないだろうか.できるなら練習場所を別々にと言いたいところだが、そうなると資金力のあるチームが俄然有利になる.その辺りのチーム格差をどう乗り越えていくかが課題である.

 

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 あの東日本大震災から10年が経過しようとしている.あの時の教訓は大半の日本人の心に深く刻み込まれていることだろう.あの時と同じような大地震が起きたなら逃げずに家に留まる人は無く全ての人が高台に向けて移動を開始することはその一つである.

 そういった教訓とともに忘れてならないのは、そういった被害を受けた地域の復興状態である.大きな堤防が再建されたり、高台に住民の居住地域が建設されたりと色々ニュースになっているが、肝心の人が戻らないとニュースに流れていた.多くの人命が失われ、更に被害に有った地域の復興もそれなりに時間が掛った.その間の補償はあったが、それだけではこの先生活していくのは難しく、更に補償金を貰うことで人生の設計を狂わせた人もいると聞く.人は働いていてなんぼである.働くところを奪われてしまえばそれだけで生活のリズムが狂い、それに合わせて作られてきた人間関係も崩壊してしまう.それが、災害にあった家庭に起きた2次災害だろう.そういった生活から離れ新しい人生を送り始めた人が改めて故郷に戻る決断をするのは本当に難しいことである.

 復興は、物や金だけでなくそこで働く人が戻ってこなければ機能しない.国は、物や金の手配ができるが強制的に人を移住させることはできない.そこが暮らすのに魅力的でなければ住む人が増えないのはどこの自治体も同じである.

 今回のコロナ過で、人々の生活は変わりリモートワーク環境も整備されてきた.そういった環境を有利に働かせることができれば違う利用方法も出てくるだろう.

 例えば衣食住が普通に足りれば、距離が関係ないとなれば定住者も増えることだろう.そういった環境をコンパクトに作り上げることができればとは思う.その辺り環境整備が進めばとは思う.