モンスター社員

晴れ、気温はマイナス1度.

 

bunshun.jp

 Twitterのトレンドに上がっていたのでちょっと気になったので書いてみる.

 モンスター社員と呼ばれる社員は大きな会社であれば時折出てくる.その中で一番重要なことは、本人がモンスターだと自覚していないことである.

 

 引用元に書かれているように、自分は有能なのに認めてもらえないと思っている人が多く、更に自分は不当に虐げられているという気持ちを持っているためにこじらすと大変である.

 上司は無能だから有能な自分のことを評価してくれない.と感じているし、時には自分に対してパワハラをしていると訴えてくる.更に、他の社員もそそのかしてしまいパワハラだセクハラだと騒動を起こす.そうなれば社内は大混乱を来し、収拾がつかなくなる.大きな組織で有れば移動という方法も取れるだろうが、小さな組織では移動という手段も取れない.そのモンスター社員を何とか退職してもらうしか方法は無くなる.

 一人の社員がそういった問題行動を起こすことで波風が立ち大きなうねりとなるところを見るに世の中は上手く行かないとつくづく感じる.そういう意味で書類一枚で従業員の雇用契約を破棄できるアメリカのやり方も一つは正しい方法といえる.

 労働者の権利が守られている方が良い社会なのだが、その一人の労働者の権利を守るため、上司や他の周りの社員が病んでいく様を見るのは、非常に残念なことである.何の問題もない人の権利が奪われているのは見て見ぬふりになるのだから.

 焼け野原になった状態で最終的にモンスター社員は出ていくのだが、この後で働く職場で何らかの問題行動を起こさないかと心配になるが、心の中では漸く肩の荷が下りたと思う方が強い.