ミャンマーの混乱は続く

 晴れ、気温は2度.結構雪どけが進み、殆ど無いところも出てきた.それだけ気温が高くなってきているということだろう.天気図を見ると週半ばころに北海道を低気圧が通過する.その時にどれだけ雨または雪が降るかによって春の訪れが左右される.

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 徐々にミャンマーの混乱に拍車が掛ってきている.この先の展開が見通せないところに来ている.国民も命を懸けて軍に反抗しているためこれからも相当な犠牲者が出るだろうし、平和的な抗議活動ではなく明らかに抵抗になっており、この先抵抗が過激化すれば内戦状態に近づいていく.そうなる前に何とか平和的な解決方法が見いだせれば良いが、ミャンマーに介入する国は無い.周りの国は、日本も含めて制裁という形でしか働きができない.

 

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 しかし、こんな時の国連の動きだが、傍から見れば無能としかいうことはできない.世界が平和であるために世界各国が協力し、解決方法を提言できる唯一の国際機関なのだが、結局、安保理のできることは非難声明だけであった.

 非難声明が今回のミャンマーの国内の混乱にどれほどの影響力があるかといえば、無いに等しい.やらないよりましという結果だろう.

 

 こういう状態なため解決の糸口すらない状態で、長期戦になるのは間違いなく、どれほどの人が犠牲になるか判らない.軍事政権も戒厳令を発令し、抵抗する国民の中からこのデモを指揮する人物を片っ端から逮捕しているようだ.

 結局多くの犠牲者を出し、どちらかが疲弊するまでこの混乱は続くのだろう.この先に明るい未来は見えていない.

 それに対して我々日本人は、遠く離れた国の話として傍観するしかないのだろうか.