Jリーグ 第7節 対 福岡 2-1

 曇り、気温は3度.少し肌寒さを感じる.これが例年並みの気温というやつで異常ではない.

 昨日は、あいにくの雨だったが、例年より早く夏用タイヤに交換した.ただし、今週雪予報の日もありちょっと早かったかなと思う.

 

 土曜日の試合、既に結果は判っているのだが、記録として残す.

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 監督がインタビューで答えているように引き分けが上等の試合だった.相手を常に圧倒したわけでもなく相手に好機を作られた後半などは、コンサドーレの選手の足が止まった途端パスが繋がらなくなりプレスもかからなくなってしまった.上手く今日は勝利できたかもしれないが、リーグ戦始まる前に予想されていた下位チームとの差がどのチームもなくコンサドーレにとってACL出場も狙えるかもしれないが降格もありうる状況であるのは間違いない.

 

 試合の方は、ロペス選手が余りにも幸運というヘディングシュートで先制点を獲得した.これでリーグ戦では6試合6得点という結果となった.入るだろうというシュートがキーパーの好守備で阻まれ、後頭部で当てたボールが得点となる時もある.そういうものであるが、できるなら後半のシュートが入っていれば試合はもっと楽に終えることができた.あのあたりの決定力を発揮してくれると押しも押されぬエースとなるだろう.

 そして後半追いつかれたシーン.岡村選手が先に頭に当てるはずだったのに目測を誤ったかスルーしてしまったことが得点につながってしまった.今まではジェイ選手がセットプレーの守備の要だったのが、それが今はいないのでできたら岡村選手がゴール前の要塞になって欲しいと願っている.その得点を入れた元コンサドーレの奈良選手も結果を出したことはこれからの出場につながると思うので頑張って欲しい.

 そしてその後すぐに得点をした福森選手のフェイントは素晴らしかった.一つ目は足元に来た金森選手のスライディングを交わしたところ、もう一つはセンタリングを上げると見せかけた目線でのフェイント.素晴らしいの一言で有る.

 そして、ここ数試合ケガで試合に出られなかった小柏選手の後半のシュート、ポストに当たってしまったがあれが入っていれば相手を圧倒したと戦評されたかもしれない.

 相手のシュートがゴールライン上に残っていたことやポストに数㎝の差で弾かれたこともあり、最後まで冷や冷やものだった.

 後半交代で入った高嶺選手、守備で奮闘していたのだが、なぜかクリアしたボールが相手にわたるという余り良い印象を残さなかった.深井選手が好調で荒野選手も復帰してくるとなると中々先発はできなうなる可能性が出てきた.試合勘が無いのか周りとの連動性がまだまだ不足している.

 そして柳選手も交代で入ったがゲームを締める動きはまだまだだった.一つ相手を冷静に交わしてボールを保持したシーンがあったが、あそこからボールを持ち出してもっと積極的にゲームに係ると出場時間が増えると思う.

 最後にチャナティップ選手なのだが中盤のボールさばきは上々なのだがゴール前のプレーに不満がある.シュートチャンスでシュートを打てないのと前に居る選手との意思疎通の不足が見られる.ロペス選手は必ずルーカス選手を探している状況でチャナティップ選手は見えていないようだ.その辺りの意思疎通が今後は必要なのだろう.

 これから週2試合の連戦が続き選手の体力の消耗が心配される.その理由の一つは、今年から行っているフルコートのマンツーマンにある.ここ数試合、試みは良いのだが、後半必ず足が止まりそれから一挙に守備力が激減する.後半はハーフコートにするとかの工夫が必要だが、それには必ず前半に得点をしておく必要がある.それができない場合、後半に得点力のある選手が必要で、その選手が現れるのを待つしかない.金子選手や小柏選手にはロペス選手に劣らない得点を挙げて欲しいのだけれど、右にルーカス選手、金子選手が居るとどうしてもお互い蓋を試合関係になってしまう.どちらかがボールを持った時片方の関係性が鍵となるだろう.ルーカス選手は左もできるのだが、少しやりにくそうに見える.そこを改良していくしか方法はない.