J1リーグ 第9節 vs 鹿島 2-2

 晴れ、気温は5度.とうとうコートなしで朝出かける時がやってきた.お日様も降り注ぎ間隔は春の陽気だが、実際はその道路を吹き抜ける風はまだまだ冷たい.それでも季節は変わったと感じられる.

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 昨日は、ドームに鹿島との試合を見に行った.1万ちょっとの人が入場したが、体感的には結構人が入っているなという気がする.実際は、席を離して座るため見た目より少ないのだろう.ゴール裏も結構隙間が目立つので自粛している人も大勢いるのだろう.

 相手の鹿島は、あの黄金期を考えると何故と思える順位に甘んじている.コンサドーレも下位にいるのでお互い負けられない試合となった.

 コンサドーレもジェイ選手が復帰して久しぶりにその姿を見た.徐々に怪我が増え年間稼働率も下がり、先発することが減ってきているが、まだまだ居れば心強い存在である.

 試合は、前半早い時間帯にゴールを2回決められ苦しい展開となる.やはり、オールコートで有るためボールを途中で奪われると選手の密集度が違うため相手にボールを回され選手が振り回されて、そのためゴール前はスカスカに近い状態になってしまう.

 それでも一点目は宮澤選手のクリアが鹿島の選手に渡ってしまうという不運があった.2点目は、相手のCKの流れから上手くクリアできず相手に連続攻撃を許してしまい、これも相手をフリーでヘッドを叩き込まれた.

 それからは、相手も体力温存で引き気味でゴール前を固めカウンターで攻めるやり方に変えてきた.その分ボールを回せるようになり何度もチャンスを迎えるが、相手キーパーの反応に悉く弾かれるという流れになってしまった.

 それでもゴール前でFKのチャンスを得ると福森選手がゴールを狙わず短いパスを出し相手を惑わせる.そこからチャナティップ選手がボールをつないで田中選手が今季初ゴールを決めて1点を返す展開になった.この後も猛攻を仕掛けるが得点ならず前半を終える.

 後半も基本的には鹿嶋はゴール前を固め1点差で逃げ切る構えで試合は進む.何とか反撃を試みるがこれまたゴールを得られず試合は進むが、飲水タイムの直前に金子選手が抜け出しペナルティーエリア内で倒されPKを得る.それをロペス選手が冷静に決めて同点.

 その後、お互い得点機会はあったが決めきれず更に菅野選手のビッグセーブもあり同点で終了.

 終了間際、太もも裏を痛めたようでそのまま退場するというハプニングもあり、膝ではなく筋肉系の怪我の様であった.膝の故障を防ぐため結構筋力系のトレーニングを積んでいたと思うが、やはり筋肉は鍛えれば鍛えるほど丈夫になるわけではない.やはり過度の疲労が重なれば故障を引き起こしやすくなる可能性はある.結構、深井選手の場合慎重に使われているので難しいものだと思う.

 後もう一つ言いたいのはVARである.確認するのは良いのだが、試合が止まるので少し試合のテンポが悪くなる.その部分がネックになる.

 VARが進歩し、どこからでもビデオ映像で確認できるならピッチ上の審判は、あくまでもアシスタントの役割になり、判断はAIに任される時代が来るかもしれない.VARの導入は、テレビカメラが導入されてから時代の進歩とともに映像が高精細になりカメラがあればどの視点からも撮影でるようになったからである.このまま行けば人の判断を信じるよりもAIの判断の方が優れているとなるだろう.

 その時代が来るのは10年後くらいだろうが、確実にその流れは止められない.