ワクチン接種の混乱

 晴れ、気温は7度.気温は低いが風が無いためそれ程寒くは感じない.

 

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 さすがというか火消しも相当マスコミに影響力を働かせたようだ.もし、これが利害関係のない人間だったら会社が傾くくらい糾弾されただろう.例えば昔の不二家の時を思い浮かべれば良いだろう.しかし、今回は問題が発覚してから速やかに火消しに走り、大手のマスコミも不正の追求ではなくスギHDの釈明の文章を前面に押し出して、それに協力する報道になっている.

 何時も正義を振りかざす朝日新聞でさえ、引用したような記事を書く.それなりに過去やこれから先のギブアンドテイクを考えた取引があったのだろう.マスコミもやはり特権階級には弱いということなのだろう.

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 実際、高齢者のワクチン接種の要望は強烈である.一時一部のマスコミでワクチン接種は危険と一生懸命宣伝していた.あの記事を書いた記者は今でもワクチンは危険といって接種を希望する人に言っているのだろうか?

 多くの自治体でワクチン接種の一部開始が始まり我先に接種を希望している状況である.焦らずとも順番は必ず回ってくると思って欲しいところだが、こういったものは開始時に一番混乱が起きるものである.人間の心理というやつである.なくなりそうという状況が一番精神に影響を与えるものである.

 

 本来なら流れ作業のように注射できるのなら良いのだが、問診票の確認、副反応が出るかどうかの確認というようにスムーズに行かないような仕組みになってしまっている.全てを省略できるなら一日接種できる数は飛躍的に増えるだろう.しかし、こと集団接種になると慎重にせざる負えない歴史がある.その辺りの難しさを乗り越えなければならないのはやはり大変な作業である.