マスクと3密を避けることが基本 恐怖を煽るのはそろそろ終わりにしよう

 曇り、気温は24度.太陽の直射日光がないだけ暑さを感じさせない.時折霧のような雨粒が感じられる.予報は雨だがどれだけの量が降るのだろうか?

 

www.nikkei.com

 東京で新型コロナウイルスの感染者が急激に増加している.マスコミを先頭に危険を煽り続けている.

 しかし、危険だ危険だと去年から叫び続けて今の状況はどうだろう.去年の今頃は医療ひっ迫が訴えられ重症者が病室に溢れていると伝えられていたが、現在は、濃厚な治療を必要とする患者は激減している.

 何故、去年が今年と違うかといえば、重症者の多くが高齢者で医療処置と同時に介護も行わなければならないため医療関係者の人員が多く割かれることとなり他の病気の入院患者の処置ができない状況だった.

 少なくとも、重症化する人たちは体を動かせる人が多くそういう意味で重症者の質が異なっていると考えられる.

 そう考えると感染者数が増えたとしても医療がひっ迫する状況になるまで余裕が出来ているということになる.更に医療関係者も1年半の間経験を積み、どういう対処をすれば感染の広がりを防ぐことできるか判ってきている.無駄に労力を使わず決まった手順で処置を行う事が出来ているという助教になっているのである.

 

 そういう風に医療はバージョンアップしているにも関わらず、マスコミは1年半前と同様な報道を行っている.更に専門家と言われる人もマスコミの事情からできるだけ恐怖を煽るようなコメントを求められている.彼らは何時まで恐怖を煽り続けるのだろう.それを止めたら自分達の仕事tが無くなると考えているのかもしれない.

 しかし、恐怖を煽る報道をしていても彼らの行動が1年半前と変わっているのだろうか?相変わらず事件があると大勢のマスコミが大挙して押しかけ3密の状態になる.更にテレビなどは、画面に映し出される部分では距離を保ち衝立を立てて感染予防に努めている体を繕っているが、それを離れてみれば大勢のスタッフが換気の悪そうなスタジオで放送しているのである.

 恐怖を煽り、多くの人に外出制限を求めるなら彼らの放送する不要不急の番組は放送を止めるべきである.危機を煽り立てるその横でマンネリ化したお笑いタレントを並べて番組を報じたり、クイズ番組を放送するのは、彼らの理論に逆らうものである.

 その矛盾した姿に目を瞑り、オリンピック競技で日本人選手が活躍すれば大声を張り上げる.あらゆるスポーツで声を張り上げた応援自粛を呼び掛けているにも関わらずテレビ放送では許されると思っているのだろうか?

 

 この場末のブログで何を書いても影響を及ぼすことは無いとは思っているが、事実は事実である.そろそろ恐怖を煽るのを止めて現実を報道しましょう.誰かを責めるために恐怖を煽っているのを見るのも飽きてきたというのが正直な感想である.

 

 今後感染者が増えるのは事実である.少なくともマスクと3密を防ぐ環境は大事である.ワクチンと同じようにそれを維持していけば感染の爆発は抑えられると思っている.それが出来なくなっているのが今の現状である.