平和な世界は何時来るのだろうか

 晴れ、気温は11度.急に気温が下がった感じである.このまま朝の気温は低いままで推移していくのだろう.もう少しで冬が来るのだろうなと思うと寂しい気持ちになってくる.

 

news.yahoo.co.jp

 北朝鮮で長距離巡航ミサイルの発射実験が行われ成功したというニュースが流れてきた.世界はコロナ過で右往左往している時にでも密かに開発していたということはどこまで世界を混乱に陥れようとしているのかと思う.

 北朝鮮は、武器の供給国として知られている存在である.この中で気になるのは小型核兵器の開発も同時に行われているということである.もし、その小型核兵器が開発されているとしたら既に世界のミリタリーバランスは崩壊している.その理由は、そういった武器のネットワークを通じて中東諸国や紛争の起きている地域に今後ばら撒かれる可能性がある.更に、アメリカが恐れる(当然日本もだが)テロ組織が手に入れれば「911」と類似のテロ活動が起きるということである.人類にとって不幸の火種が増えたことに他ならない.

news.yahoo.co.jp

 IAEAとイランが核査察について合意したというニュースなのだが、既にイランは潜在的核兵器を開発する能力を備えていると見てよい.いうなれば原子力発電所を運営する国は核兵器を何時でも作れる可能性が高いということである.そういった国が徐々に増えることで軍事大国の抑止力は相対的に衰えてくる.

 

 コロナ禍後の世界は益々混沌に突き進むような気がする.香港が中国に飲み込まれ、ミャンマーは軍事政権となり、アフガンはアメリカ軍が撤退すると同時に民主政権は崩壊した.自由を標榜する人たちが多く存在してもその自由を誰も守り通すことができないことの証明である.

 自分達の自由を守るために強力な軍隊を持っていたとしても、その軍隊によって自由主義が抑え込まれる.自由、民主をいくら口で唱えてもその力は弱い.自由主義が求める平和な世界は何時訪れるのだろうか.