日本代表 サウジアラビア戦 0-1

 晴れ、気温は10度.昨日よりは冷え込みは厳しくなかったが、それでも暖房は有ったほうが朝は過ごしやすい.お日様が昇り日向に居ればそれ程寒さは感じない.太陽の力はすごい.

 

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 今日の朝、試合が始まって20分くらいで目覚めテレビをつけた.その時は0-0であった.

 その前半、2度ほどチャンスはあった.大迫選手が鎌田選手のパスから抜け出しキーパーと一対一になったがシュートを読まれ弾かれたシーンと、サイドからのパスを足に当てたのだが浮いてしまいゴールできなかったシーンである.どちらかを決めていればというところだ.全盛期の大迫選手だったら決めていただろう.

 それ以外は、日本代表が戦術として行う速いパスによるボール回しで相手を翻弄する動きは、相手に対応され所々で寸断され、格下相手に見せていたボールキープは発揮できなかった.

 返す返す残念なのは、一次予選の格下相手と戦っていた時にもう少し世代交替を進めておくべきだったことである.オリンピックの監督を兼任し若い世代の能力を把握し、更に融合させることを目指していたはずなのに、日本代表に名を連ねるのは、大迫、柴崎、酒井、長友、吉田選手、更に原口選手、権田選手と前のW杯で先発していた或いは控えに居た選手ばかりで上手く入れ替わってはいない.折角のお膳立てをみすみす無駄にしていると言わざる負えない.

 

 後半、多くの選手の足が止まり始めパスミスが増えるとともに交代選手を入れてきたが、大迫、古橋選手のコンビは成り立たないことを今までの試合で判っているはずなのにそのまま使う.更に柴崎選手は、前半のプレーは良い時もあったが、パスミスが目立ち、後半も何度かパスミスをしたのち決定的なパスミスをしてしまった.あれを権田選手が防げればというところだが上手くゴールを決められたところなど、選手のゲーム中の状態を把握しているのかと問いたいぐらいである.あのメモ書きは何のためにっ使っているのか誰か聞いて欲しい.

 

 ということで無理やり前線の選手を投入したが、古橋選手、オナウイ選手、大迫選手を並べたが彼らは良いパスを貰ってなんぼの選手なのにそこにボールを配給する人間はおらず、いても既に足が動かないため精度の低いパスしか出せない状態だった.

 

 勝てばミスは目立たないが、負ければミスを犯したシーンがクローズアップされてしまう.そこが勝負の厳しいところである.パスミスした選手が非難されているが、彼の責任を追及するのは間違いで、そういう状態の選手を使った監督の責任である.試合後の談話では、交代する予定だったと語っていたが、その交代のタイミングが遅れたのは自分の責任だと言って欲しかった.更に言えば、自分ではこのままではW杯出場を逃すので辞任しますと言って欲しかったくらいである.

 来週行われるオーストラリア戦まではこのままの状態で臨みそうである.もし敗れるようなことがあれば連続出場を逃すことになりそうである.その場合、会長も責任をとらなければならないはずだが頬かむりして逃げてしまう気がする.