日本代表 オーストラリア戦 2-1

 晴れ、気温は6度.日差しが有るところは普通だが日陰は寒い.これが当たり前というかこれから気温は徐々に低くなっていく.

 

 昨日は日本代表の試合が埼玉スタジアムであった.民放とDAZNの放送だったが迷わずDAZNを選んだ.選んだわけはCMだったのだが、DAZNもそれなりにCMが入り何となくいつも通りという感じであった.違いといえば民放は松木氏でDAZNは岡田氏という違いだろうか.

 

 試合は、オーストラリアがパワーと高さを使って攻めてくるのを交わしてスピードで対抗という感じだった.右サイドの伊藤選手は総力で相手SBを圧倒し結構好機に絡んでくる.その所はサウジ戦と異なるところである.再三再四右サイドを抉りゴール前にボールを供給するが味方と合わずここいら辺は息を合わせないとと思う.更に、時折見せる伊藤選手のノールックパス.相手をパス回しで交わしている間に見せるのだが悉く味方とあっていなかった.呼吸があって初めて生きるのでここいら辺は見ていてイラっと来るところだった.

 そんな中で速い時間帯に南野選手からのパスを受けた田中選手が左サイドのネットを揺らすゴールを決めて幸先良い得点を入れる.その後から日本は落ち着いてボールを回しオーストラリアの攻撃を交わせていた.その間に何回か日本のチャンスも有ったのだが、悉く決められず後半への不安材料となった.

 後半になると前半走っていた選手の足が止まり始めプレスの強度が落ち始めた.これは見るからに落ち始めたので選手交代をするべきだったと思う.何時もそうだが選手交代が遅すぎる.そこから徐々にオーストラリアの攻撃の圧が強まりゴール前を脅かされる.そして、守田選手のプレーがPKを取られ同点やむなしというところでVARが介入しペナルティエリア外でのFKとなり救われたと思ったが、鮮やかにFKを決められ同点に追いつかれてしまった.それで勝たなければという気持ちが選手に出た結果、交代で入った浅野選手のシュートを相手選手がクリアミスでオウンゴールとなり幸運な勝ち越し点を得た.これが決勝点となり辛くも勝利し、これで解任の噂が有った森保監督の首が繋がった形となる.

 取り敢えず勝ち点9のオーストラリアに勝つことで勝ち点差は3となり上手く行った形となった.オーストラリアもサウジとの試合が残っているためどちらかが勝ち点を落とすか引き分けるかの形となるので、何とか日本は離されずに済む.とはいえ既に2敗しているため残りの試合を取りこぼせば直ぐ予選敗退の憂き目にあう可能性も残っており、結構追い詰められたままなのは変わらない.

 しかし、この試合を何とか勝利することでこの先の結果は先送りとなり、日本代表の個の力で戦うという点はこのまま行くわけでその辺りの解決策が見つからなければ前途多難なのは間違いない.