衆議院選挙が始まる

 晴れ、気温は6度.秋晴れの気持ちのいい朝である.その代わり空気はキリリと冷えていて寝ぼけ頭も外気に触れるとすっきりする.

 

www.fnn.jp

 野党の公約が発表になり、選挙に向けた景気の良い景気対策をそれぞれ打ち上げてきている.概ね各党が公表している現金給付策についても積極的で令和しんせん組などは、最大3か月間20万円を給付すると公約に掲げているが、それは政権を取って初めて実現するものでそもそも過半数の国会議員を確保できなければ何の意味もない公約である.

 公約というのは漢字の通りおおやけに対する約束である.もし、実際に政権与党となったら実現すべき約束で、政権を取った途端その公約は実現できると思っていたでは済まされないことである.

 更にそれを伝えるマスコミも与党の公約には実現可能か厳しい論調が付いて回るのに対して野党の公約については実現可能かどうか問わないでそのまま記事にする傾向が強い.与党の公約同様、野党の公約も本当に実現可能かの突っ込みが必要だと思う.本当に信頼できる政党がどの政党なのか知る権利は国民にあり、その情報を伝えるのがマスコミの使命である.

 

 14日に国会は終了し、選挙戦に向かうことになる.新型コロナウイルスの影響も徐々に落ち着いている状況だが、選挙戦が第6波を拡大させることの無いように注意して行って欲しいものである.

 これから冬に向けてガソリン価格も上昇しており、北海道の暮らしで必要な灯油の値段も上昇し始めている.夏場にあれだけ下がったのにと思うが、需要と供給のバランスは産油国が恣意的に変えることができる.更に物の値上がりが目立ってきており、これから景気回復へ向かわなければならないところで腰折れする可能性もあり前途多難である.世界で日本だけが裕福になることは難しくなってきており、その辺りの不透明さが少し心に引っかかる.