人質殺害事件の犯人 オリンピック

 晴れ、気温はマイナス9度.今が一番冷え込む時期である.この寒さが終わればあっという間に春になるということになる.その時期を恋しがっているとあっという間に夏になりまた冬が来るという繰り返しである.

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 この人質殺人事件の犯人は、在宅医療を受けている母親が胃ろう処置を受けれないことに不満を持っていたということらしい.経緯が不明だが、胃ろうを設けられない事情が有ったのだと思うがどうなのだろう.その理由を犯人は納得していなかったのだと思うが、そういった意志が通じない患者家族も一定割合存在するのも事実である.こんな事件が起こると全ての人が満足することができない社会なのに自分だけ差別されていると感じる人は大勢存在する.そういった人達を説得するためにどれだけの努力が必要か理解されていない.

 今回の事件も犠牲になった医師の方は本当に気の毒だと思う.もしかすると今回の事件が無ければ心療内科クリニックのようなことが起きていたかもしれない.

 このような事件が続けばそれに感化され、自分の意思が通じなければ事件を起こして自分の意思を公にしたいと思う人間が現れる、そういった犯行を未然に防ぐことが今の世の中の仕組みではできないわけで、そのために何の罪もない人が抹殺されることに遣り切れなさを感じる.

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 またこのような事件を起こす人間が散弾銃を所持していたことに驚きを感じる.猟をするためかクレー射撃などを行っていたか知らないが、銃の所持許可を継続するには、所持者のことを知る人が所持者の精神状況を書いたものを提出しなければ継続許可しないなどの仕組みが必要かもしれない.

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 北京オリンピックが来週開幕するが、世界的に大流行している新型コロナウイルスの影響で中々盛り上がりに欠ける印象である.選手たちは続々入国しているが、対する中国が感染0を目指しているため、新型コロナウイルスが流行している頃に行われた東京オリンピックのザルのような態勢とことなる対応で、それが盛り上がりに欠ける要因かもしれない.

 オリンピックは一般入場者は受け入れないため世界各国の人が観戦に訪れることもなく、テレビ中継が唯一のものになると思うが、それに携わるスタッフや取材陣は厳重な監視の元動かざる負えないとのことである.普通なら現地の人の声や外国から訪れた人たちの声を反映すべきなのだがそれもできないとあっては何のためにオリンピックを開くのか判らない状況である.

 オリンピックはスポーツの祭典というように一種のお祭り騒ぎである.その喜怒哀楽があってこその大会である.一種異様な大会になることは間違いない.