誰も幸せにはならない

 晴れ、気温はマイナス9度.日中融けた雪が夜間に凍り、凍結しまた融ける.それを繰り返すと道路はザクザクになる.それが深いと車がスタックするので排雪作業でそれを押しのけ道路わきに押し付ける.そうするとまた道幅が狭くなる.毎年のことなのだが、今年は融けるまでに至るまでの積雪量が多いため大変な状況である.本当に5月の連休まで雪は残りそうである.

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 戦場の兵士は、直接相手を銃で撃つとなると躊躇するが、遠くからミサイルを打つのはそれ程罪悪感を持たないのかもしれない.更に接近戦だと自分の命の心配をしなければならないのだが、戦場から遠く離れたところにいればその心配も減る.監視衛星、監視ドローンなどから送られてくる映像を見ながらミサイルを撃ち込むのは一見ビデオゲームの世界と同様である.

 ウクライナがドローンを使いロシア軍の車両を爆撃する映像が出回っているが、その行為は戦争殺人という行為の残酷さを薄めていく.

 今回爆撃された病院などもそこに誰がいるのかすら想像していないで攻撃しているのだろう.ミサイルの標的も予めプログラムしておきスタートボタンを押しているだけなのかもしれない.

 昨日、プーチン大統領は負けたと書いたが、負けるまでの収束へ向かうまでの時間が長ければ長いほどその被害も当然多くなってくる.それは戦争というものの悲劇である.

 日本も第2次世界大戦で降伏するまで原爆を2発落とされ、日本各地で空爆にあい相当数の一般人が亡くなった.その被害を減らすにはどこかで決断しなければならない.その決断の時期をウクライナは決めなければならないし国際社会は見捨てずその後もウクライナが国家であることを支援しなければならないだろう.間違いなくプーチンは負けた.この戦いの勝利者ウクライナである.