J1リーグ第17節 対川崎 2-5

 晴れ、気温は17度.この時間帯で半袖でも過ごせる陽気になってきた.昨日の夜は、雷の音と激しい雨の音で目が覚めてしまった.雲間で光るカミナリは幻想的でもあり美しく感じた.

 

 土曜日の試合、DAZNで視聴.結果は2-5と完敗になった.後半の途中までは一時期2-1とリードしていたのだが、相手が小林選手を入れてきた辺りでおかしな雰囲気になり.そこから立て続けに得点を入れられると反撃する力も無かった.

 前半は本当に良い試合をしていた.一点を先制した時はもしかしたら勝てるかもと思い、同点にされた時はやっぱりダメかと思い、コンサ―ドーレが2点目を入れた時は、もしかしたら勝てると思ったところまでは良い気分でテレビを見ていた.

 その後、川崎の反撃に合い同点、更に外人選手が矢継ぎ早で交替で入ってきた時からは防戦一方になってしまった時は、悔しさで画面を見ていられない状態になってしまった.

 

 あれだけ前半走れていたのに後半になると電池切れしてしまうのはもったいない.相手も同時にそれだけ消耗しているはずなのに相手より早く切れてしまうのは、やはりオールコートで走り回るからなのだろう.

 バスケットボールでは、オールコートマンツーマンで一試合戦うことは無い.殆どがゾーンで守り勝負所で切り替えることが殆どである.それだけ体力の消耗が激しいということなのだろう.サッカーも同じに見えるあれだけ走り回ることで後半相手との距離が離れてしまうと途端に防戦一方になってしまう.

 一時期、体力消耗を押さえるためにプレスの位置を低めに抑えることにした時期も有ったが、それもカウンターで得点できるFWの選手がいたからでこそである.自分達が引くことで相手側を前掛にさせて裏を突く.そこに抜け出した選手が得点を決めるという作戦が成功していた.

 しかし、今の状況では、下手に引くと元々ゾーンの守備を練習していないと思われるコンサドーレの選手はボールウォチャーになりやすい.ゴール前を固めていても何故か相手のシュートが選手の間をすり抜けてしまう.やはり慣れなのだと思う.

 そしてGK守備も経験不足から位置取りが上手く行っていない.身長が高い余り腰から下のボールに対する反応が少々劣る.それが相まって相手との一対一に対してシュートのタイミングで一瞬先に動いてしまう.所謂決め打ちである.その一瞬の動きを生み出すために相手に対して詰め寄れていないのだと思う.これも経験というより生まれつきの高身長が災いしているのだと思う.コンサドーレは将来のために中野選手を育てようと思っているのかもしれないが、菅野選手が怪我から復帰してベンチに座ることになったのならまたもや経験不足になる.できるなら大谷選手がサブに回り中野選手はどこかにレンタルし経験を積ませる必要がある.

 ク・ソンユン選手が韓国に戻った時に一時期次のGKは中野選手という雰囲気があった.しかし、すぐに菅野選手が正GKとなり2年以上が経過してしまった.その間の期間中野選手の成長が無いのが残念である.どこかで吹っ切れる必要がある.

 

 そしてFW問題である.コンサドーレの外国籍選手は性格は良いのだが能力は高くない.ドド選手は体格のわりにヘディングが下手でポストが出来なくミラン選手は中々回りと息のあったプレーができない.期待枠とされながら結果が出ないと非常に厳しい.これまで活躍しているルーカス選手もどこかから引き抜きが掛るかもしれない.そんなことを考えると喉から手が出るほど優秀なFWが欲しいのだが、なかなか運営会社からそういった声が聞こえてこないのが残念である.

 コンサドーレは情報統制がしっかりしているのでそういった情報は漏れてこないのだと思うが、7月の移籍期間にこれはというニュースが出てきて欲しいものである.

 その中でベルギーのチームに移籍した鈴木武蔵選手がフリーとなり移籍先を探しているとニュースになっているが、日本の移籍先の候補には神戸とガンバが上がっているのみでコンサドーレは無い.できたら鈴木武蔵選手に復帰して欲しいのだが難しいのだろうか?