停滞前線

 曇り、気温は21度.昨日から続く断続的な雨で湿度は70%を超えている.気温も左程下がらないので蒸し暑い状態が続いていて不快である.明日は晴れるらしいがその後は雨模様のため今週は湿度が高いままになりそうである.

 

 季節外れの停滞前線が東北地方から道東に掛けてかかり雨雲を東北、北海道にもたらしている.

10日の天気図

 この前線も太平洋高気圧が勢力を強めるか或いは大陸側の高気圧が勢力を強めるかしないと解消しそうもない.大陸側の高気圧が勝る用意なれば北海道は秋になるし、太平洋高気圧が勝てば残暑の8月になる.どちらが良いかといわれれば微妙なところである.しかし、このまま前線が停滞すれば相当な被害が東北地方にあるだろう.だから、出来るならどちらかに移動するほうが良い.

 また、この時期に現れる台風が発生しないというのも驚きである.上陸する台風が少ない年もあり秋口に多数の台風が発生するのかもしれないが、衛星画像では、将来台風に変わるかもしれない雲の塊が見えるがこれが発達するかどうかは不明.

 この停滞前線の中に台風が来るととんでもない被害をもたらしそうである.できるなら発生しない方がこちらも良い.異常気象と言われて久しいがこれ程の被害をもたらすことに徐々に人間は慣れてきてしまっているのかもしれない.世界各地から洪水、干ばつ、高温などのニュースが流れてくるがそれが日常の一コマとして捉えられてきているように感じる.慣れとは恐ろしい.