中国の変化

 曇り、気温は19度.低気圧の影響で雲が多い空となっている.時折雨がパラつく可能性もありそう.

 

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 中国の国内産業も停滞している中で舵取りを変更しなければならない状況に陥っている証拠だろう.

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 8月の上旬、中国の権力の行方を決める北戴河会議が開かれた.その中でコロナ対策、経済不振が問われたと伝えられていたが、予定通り習近平が3期目の国家主席となる予定である.

 3期目を継続するにあたり経済回復は主要命題でありまず取り扱わなければならない事項で、一帯一路政策の遅れも相まって近々で実行できるのは日本との経済関連の取り組みを進めたいという思いがあるのだろう.それは日本のみならずアメリカおよび西側諸国を含むものとなるはずである.

 台湾へのペロシ下院議長の訪問の際に行った軍事訓練は、ペロシ氏が台湾を離れた後に行われるなど示威行動にしては一歩下がった対応であり、大きな混乱を生まないようにした行動であった.その辺りも3期目を継続にするにあたり世界からの孤立を防ぐ狙いもある.

 もし中国にそして世界に新型コロナウイルスの流行が無ければ中国はアメリカを凌ぐ超大国になっていたはずがその歯車を狂わされた格好である.もう一度地に足を付け体制の立て直しを求められている.

 

 翻って日本は、アメリカと行動を共にするため表立って中国に歩み寄りをすることはできない状況である.今まで日中関係で甘い汁を吸っていた国会議員も大人しくせざる負えない状況があったが、安倍元首相が暗殺され強い日本という重しが取れ中国に向けて秋波を送りたいという考えが台頭してきている.

 統一教会問題も大きな日本の重しであるが、日中関係も大きな重しである.日本に侵食するこういった勢力が日本の政治家、主に自民党の政治家に影響力を及ぼし日本の生末を不透明にしているのは許しがたい行為である.売国奴が政治家を行うという理不尽な形が作られてしまっていることは本当に嘆かわしい問題である.

 大きなことを書くなら日本という島国がこの先世界に存在するとするなら如何にアイデンティティを失わないことに尽きる.それを失った国は弱体化し他国に侵略される運命にある.

 今後徐々に日本が多数の人種が生活する国になっていくなら日本という国に愛着を持たない人が増えていくわけで、究極的には日本が滅んでも構わない或いはその場合脱出するという考えを持つ人が増えていくわけである.そうなれば日本は持たないだろう.

 

 だからと言って人種差別や中国で行われているジェノサイドを日本で行えというわけではない.人種が違えど日本を大事にしたいと思える人たちが日本国民となるような魅力的な国家を作っていく必要がある.