発達障害の割合

 曇り、気温はマイナス4度.冬型の気圧配置になり全道的に悪天候が予想されている.特に日本海側は大雪になるとの予報である.

 

 今日の朝は、クロアチアとアルゼンチンの試合があったがすっかり忘れていた.クロアチアがもう少し健闘すると思われたがアルゼンチンの力の前に屈した.これでメッシ選手が初のW杯優勝を手に入れるかが焦点となる.

 

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この調査結果に驚いている.発達障害の定義として

自閉スペクトラム症ASD) ・話し言葉の遅れ ・言語による指示が理解できない ・たとえ話がわからない ・特定の手順の繰り返しにこだわる ・興味ある領域に関する膨大な知識…など

学習障害(LD) 「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」という5つの能力に困難があるが、多くの場合、全てではなく、一部の能力だけに困難がある。

注意欠陥多動性障がい(ADHD) 不注意(集中力がない・気が散りやすい)、多動性(じっとしていられない・落ち着きがない)、衝動性 (順番を待てない・考える前に実行してしまう)の3つの要素がみられる障害。

上記に定義に当てはまる子供がそれ程居たのかどうか自分が生活した中で感じたことは無い.

3割という数字の大きさに驚くばかりではある.

 

義務教育は、このような子供が混じった環境で否応なく成長させられていく.義務教育が終わり高校、大学という過程で上手く環境に適合できなくて判るグレーゾーンの人も3割以外に存在し、更に社会に出て初めて社会に適合できないという人も存在する.

 

 ある意味世間一般の常識という範囲の中で存在できれば普通の人として扱われるが、その範囲を逸脱すると非常識な人になってしまう.

 

 人はそれぞれ少なからず発達障害の部分を内包している.その内包した部分を目立たなくさせることで生活していると言って良い.そうでなければ社会で問題行動を起こす人は存在しないはずである.

 

 今回の件も、今後発達障害と定義される子供の割合が8割くらいに増え多数派になれば、今の普通と言われる人たちが異常と分類されることになる社会が訪れるかもしれない.それが人類の進歩の証かもしれないが.