激変する未来

 晴れ、気温はマイナス10度.今日は一時の穏やかな状況になるが明日からまた冬型の気圧配置に戻り荒れた天気になる.

gigazine.net

 Twitter上のアンケートでCEOを退くか決めると宣言したマスク氏.結果はCEOを退くべきが過半数を占めた.その後の発表は無いが、マスク氏が退いてもTwitterは彼の会社であるとの分析である.莫大な金でTwitterを買収し、利益が出る体質にすると同時に自分好みのSNSにしようとしているのは傍から見ていても分かる.それに合わせてTwitterの広告が減ったことを実感する.今までは数ツィート毎に表示されていた広告も少なくなりお勧めにドーンと表示されていた広告も無くなった.これもマスク氏の意向なのかと思うが、有力スポンサーがTwitterから離れているとの報道もあり不確かだが、Twitterの見晴らしが良くなったのは確かである.

 アメリカ、ヨーロッパではTwitter離れが言われているが日本での利用者数の変化はどうなのか不明だが、明らかに政治的な内容が少なくなったのは確かである.以前なら毎日安倍氏など政府を攻撃するツィートが必ずお勧めに表示されていたのがめっきり減った.これもTwitterの中の人が変わったことによるものなのか?

 この先Twitterがどのように変化していくのかは見通せないが、ここ数か月の動きがこの会社の命運を分けるのではないかと想像する.

 

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 昨日の午前中に発表され、この発表と同時に全株価が下がるという現象を見た.投資家にとってこの発表は驚きだっただろう.

 世界の国々が金融緩和をやめていく状態で日本だけが異次元の超低金利政策を進めていたわけで、年明け後も黒田日銀総裁がいるだけでそのまま続くものだと想像していた.しかし、急激な円安と物価高が目に見えて起きており、この先の日本の経済にどの程度影響があるか不透明な状況で、このまま日本だけが何時までも超低金利政策を続けることは無いとの表明と、何時でも政策転換できるような地ならしだと考えると今回の話は納得する.

 いくら岸田内閣がNISAで株を買えと宣伝してもその株の元となる日本企業の体力が弱まっていたら二の足を踏むのは当然である.政府と日銀の動きと連動して日本経済もまた変動していくのだろうと思う.

 未来を占うのは多くの変動するファクターのために誰もが予想することはできない.いくら予測できたとしても例えばウクライナ戦争の決着が何時つくかでも変わるし、中国のコロナの感染爆発で中国そのものが弱体化する可能性もある.その要因がどういった動きをするのか見通すことのできる人はいない.