共同通信に見る記者の資質

 曇り、気温はマイナス5度.昨日の日中はプラス気温になり、結構な雪解けとなった.あれだけ寒かったのが嘘のようである.

 

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今日の21時の予想天気図である.西日本には前線が近付き春の訪れを感じさせる.西日本を中心に雨になり北海道にも暖かい空気を送り込む形になる.所謂、冷たい空気と暖かい空気のおしくらまんじゅう状態とでも言うべきか.これ既にこれからの勝敗は決まっており暖かい空気が勝つことになる.

 

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 このニュース、ネットで大きな話題になっているがさすがに大手マスコミは村社会なのでこの記者を表立って批判する記事を掲載することは無い.

 何故この記者は、JAXAが失敗ではなく中止と言っているのに失敗と言わせようとしているのか?非常に興味がある.一連の流れで推測できるのは

 

1.速報で打ち上げ失敗と報道したので失敗したという言葉が欲しかった.

2.日本のロケット技術をけなしたいという本意がある.※この記者は、福島原発事故担当を長年しており、日本という看板を背負っている事業体に対して批判が必要という考えを持っているらしい.

3.日本をけなすことが仕事である.

 

 JAXAの専門家の説明では、異常信号を検知したため打ち上げを途中で停止したということであり、打ち上げを中止することは天候の悪化などでこれまでも行ってきたことで、今回の件もロケットが撃ちあがった後に機体を爆破させるなどのことは無く、これから原因調査後に再度同じ機体で再度打ち上げる予定ということなので、失敗ではなく中止または延期ということになる.その違いをできなかったから全て失敗として片付けたい人とそうではない人の意見の相違というところなのだと思う.

 それを考慮しても捨て台詞のように「わかりました。それは一般に失敗といいます。ありがとうございます」というのは人として間違った行動だと思う.

 マスコミは正義の味方を自称しているが時には悪意を持ったことをしでかす.記者は、記事を書くときにその文章を考えてから行動に移すようである.あらかじめ建てられたあらすじに沿って一般人や専門家に質問し、その返答が少し違ったとしても自分の記事に都合の良いように加工する.確かに言葉の中に含まれたセンテンスがあたかもその人の真意と拡大解釈とするわけである.

 この時代、誰が本当のことを言っているのかわかりにくくなっているのも事実である.人の本意は時として御世辞や庇い合いで回りくどい言い回しをすることが多い.本意は批判なのだが遠回し語ることで相手の意見にあたかも賛成のような言葉を含んでしまうことがある.本来ならストレートに言いたいのだが、婉曲的表現になってしまいがちである.

 ニュースというものは、知り得た情報を個人的感情を含まず淡々と記事にすべきだと思う.その解釈は読者に任せるので良いのではないだろうか.もし、記者個人の感情を含みたい記事を書きたければ末尾に個人の感想を含むと但し書きすべきだろう.

news.yahoo.co.jp

2/17(金) 10:43配信

news.yahoo.co.jp

2/17(金) 14:57配信

 

news.yahoo.co.jp

 2/17(金) 18:32配信

最後の共同通信の記事では、それまで失敗と書いていた文字が消え、JAXAの専門家が涙ぐんで子供たちに謝罪したというものになっている.炎上に対する会社の対応に変化があったようである.