自ら墓穴を掘る

 曇り、気温は7度.少ししぶきのように顔に雨粒が当たるが雨は本降りにはならなさそう.

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今日明日は、、北海道は気圧の谷に入り晴は無い模様.日曜日は晴れてくるのだろうと思う.相変わらず気温は高めで桜前線もあっという間に北海道に上陸するだろう.

 

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 トランプ氏が起訴されることに決まったようだ.在宅での起訴なので大きな騒ぎにはならないのだろうと思う.彼はこれまで大統領在任中に起こした問題で捜査が続いており、彼の熱烈な支持者はそれ程問題にしていないようである.

 気になるのはやはり次期大統領選挙であり、高齢なバイデン大統領が再選するか不透明という中でやはり共和党の候補者が誰になるかで選挙は変わってくると思われる.その中で今回の起訴は疑いの中の一つであり他にも数多くある疑いのある事件について起訴される可能性もあるわけで予断を許さないところである.

 

立憲・小西氏「放送法違反で告発できる」 自身の発言報じたTV局に [立憲]:朝日新聞デジタル

この問題、最初は高市氏を小西氏が国会で追及する役割を担っていた.その追及の要点は、安倍内閣当時放送法の解釈を変更して民放に圧力を掛けたのではないかということであった.

 今回の件、小西氏が放送法を解釈し民放が自分を貶めるような放送を行ったのは問題であると訴えるようである.

 小学生でも理解できると思うが、他人の行いは悪と批判するのはOKで同じことを自分がしたら批判は許さないというまさしくダブルスタンダードを行っているわけである.

 自分に正直に生きることは他人にも正直な人と思われなければ人と人とつながりのある世の中上手く行き抜けない.

 そして一見マスコミを守るために行っていた行為が本当はそんな意識は全くなく自民党高市氏を追い詰めるための方便であったと判った今、マスコミが彼を見る視線が変わってきている.

 マスコミも最初国会で追及が始まった時、小西文書というものを盛んに報じ始め、安倍内閣の行為はけしからんという論調で埋め尽くされていた.しかし、その小西文書の信憑性が曖昧になり更に記載者も不明、行政文書にも関わらず高市氏本人も目にしていないという事実が分かり始めるとマスコミもこの問題に対して無関心を装い始めた.

 

 高市氏も小西氏の追及に対して歯切れの悪い姿をさらしていたわけであるが、現役大臣でありながら岸田首相を暗に批判し自民党内で徐々に浮いた存在にされていたのも事実である.そしてやはりキーポイントは自身の選挙区である奈良の知事選の問題だろう.憶測で物を言うのはあれだが、彼女に対して初の女性宰相という世間の評価がやはり面白くない人間が一定数存在している.更に言えば安倍氏と同様タカ派的発言を繰り返しているためやはり敵の敵は味方ということで今回小西氏に追及のための文書が回ったのではないかと勘繰りたくなる.

 今回の件で高市氏も官僚を敵に回していると知ったことだろう.この先官僚に取り入り懐柔される道を選ぶのかそれとも今回の件を恨みとしてそれを何時か晴らす行動に出るのか今のところ様子見というところだろう.