現地に行かれた方は喜び半分疲れも相当だったと思わせる試合。残念ながらDAZNで観戦。
試合結果は、5-4という華々しい結果となった。前半にチャンスを多く作りそこで3点はとったがもっと得点をとれたかもしれなかったことが相手にもチャンスを作らせた原因になった。
相手に点を取られたら相手より得点を取ればよい。ミシャ監督が試合終了後のインタビューでインタビューワーからこれまで総得点35だが、その代わり失点も多いという質問が出たとたん表情が変わった。
ミシャも相手に得点を入れられることは不本意なのは確かである。本当なら5-0で勝利したかったに違いない。選手たちにマンマークを行るなと試合中何度も選手たちに指導しているのは試合を見ていればわかる。しかし、今日のゲームのようにチャンスばかりになると選手たちの意識も前がかりになりどうしても守備がおろそかになってしまう。今回の失点はまさにその選手たちの守備の意識がおろそかになった感じである。
特に相手の2点目は、選手全員が相手ゴール前にいてもしかすると相手にボールが渡りカウンターを受ける可能性があると感じる選手がまったくいなかったことである。
また、後半の相手の3点目。自分たちのボールになったところで金子選手が前線の浅野選手に出そうとしたパス。相手選手が迫っている中でちょっと危険なプレーになってしまった。この2点がなければ相手はここまで食い下がってはこなかっただろう。
相手の戦う意識を折ることが前半にできた可能性があっただけにこの先上位争いを繰り広げる際、足を引っ張る可能性がある。
次は水曜日の天皇杯、そして週末はアウエーの鳥栖戦と連戦となる。ACL圏内に入るにはどうしても勝ちたい試合である。そのためなら天皇杯はレギュラーを温存するべきだろう。ルヴァンカップも勝ち上がっているのだから優先すべきは天皇杯ではない。
しかし、代わりに出る若手が活躍し勝つことでチームの底上げになりリーグ戦、ルヴァンカップの戦いに好影響を与えると思う。