曇り、気温は22度。
梅雨前線が東北地方に掛かり、北海道にその影響が及んでいる。西日本は快晴で最高気温を更新しているが、東日本は低気圧に覆われ雨が降りやすい天気になっている。
北海道は、低気圧と高気圧が入り混じる状態になっているため天候も不安定で今週末までこの傾向は続くようだ。
都知事選の投票が終了してすぐのテレビ特番に石丸氏が出演した。総じて感じたのは、マスコミが取り上げなかったにもかかわらず2位と躍進した石丸氏に恐怖を覚えたようである。安芸高田市で取材に来た記者に対して歯に衣着せぬ物言いで取材の在り方を正していたYoutubeを見ていた自分にとっては当たり前の対応なのだが、その絶対正義の側にいると思っているマスコミにとってあり得ない対応だったようで、批判一色の記事になった。ある意味、自分たちがコントロールできない存在は無視したいかあるいは叩き潰すべき存在だったかもしれない。出る杭は打つの諺通り、今までもマスコミが取り上げ人気絶頂になれば否応なく梯子を外し地に落としてきた歴史がある。しかし、今回石丸人気の役割を果たしていないわけで自分たちが人気者に祭り上げたわけではないので対応に苦慮しているようである。そのため、彼の足を引っ張ろうと必死になるのは分るし、あるいは無視することも良くわかる。
会見で石丸氏が広島1区の話題を取り上げたのもマスコミが食いつくであろとというセンテンスと使用したに過ぎない。前振りでこれから何も決まっていないと宣言している。それは当然であるまだ開票が進んでいない内から落選と決められ次はどうするのか問い詰められるいわれはないからである。
小池氏の当確は、投票所での出口調査が元になっているのは分るが、候補者にとって結果がすべてであり開票結果が出てから今後の話をするのでも十分間に合うことである。マスコミの今回の姿勢はある意味既に国民に飽きられている行動である。できることなら出口調査の問いにウソを言うか回答を拒否することを是非して欲しいと思う。
既にマスコミはネットに負け始めている。それを食い止めようと必死に動いているのだが、流れの強さに茫然自失しているところがある。既存勢力もマスコミを利用するとともにネットでも世論を操作しようと試みている。今回の都知事選はそれが明らかになったと思う。今後の国政選挙についても今回も旧態依然としたマスコミではなくネットが得票獲得のための主流になるのは間違いないことだろう。