東京都知事選で明らかになった既存マスコミの衰退

 晴れ、気温は21度。

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 低気圧が北海道を離れ気圧が安定している状態。しかし、この状態も長続きはせず不安定な状態がまたやってくる。今週いっぱいは急な雨に注意が必要である。

 

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 イギリス、フランスと欧州の国々で国政選挙が行われ軒並み政権与党が苦戦している。現政権が推進しているウクライナへの支援も政権が変われば変更は当然あるわけでウクライナへ支援するよりロシアの関係を修復して自国のエネルギー供給に便宜を図ってもらう方が国民の受けが良いと考える状況になってきている。

 ウクライナのゼレンスキー大統領はNATOにF16の供与を求めているが、支援するには結果が必要になる。その結果とはこの戦争を早く終わらせることである。武器許与することで戦争が長引くことをNATO各国は本音では望んでいなさそう。

 

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 昨日も書いたが、既に東京都知事選挙が終わり、勝利した小池氏の問題にはあまり突っ込まず、時点となった石丸氏や蓮舫氏に批判の矛先を向ける報道を続けている。それは余りにも傍から見ればわかりやすい構造である。

 自分は東京都民ではないため選挙期間中の東京都知事選の報道内容がどういったものか分からない。

 しかし、公示前のマスコミは百合子対蓮舫、女の戦いと銘打って2人の争いと報じた。そのほかの候補は泡沫扱いに等しく石丸氏が2位になったことがマスコミの敗北のように考えている節がある。そのあおり3位の得票数となった蓮舫氏を逆恨みしているのかもしれない。

 話は戻るが石丸氏に苦言を呈するのは当然である。今回のような報道は国民の公器としてはふさわしくない。何故なら自分たちの情報源だけで応援する人を決めるなら意図的に応援することができるからである。現職の小池氏がこれだけ大量得票できたのもマスコミでの露出が多いからに他ならない。特にネットをやらない人にとって情報源がテレビに限られているなら当然都知事として最適と思うのは小池氏か蓮舫氏と刷り込まれることだろう。しかし、テレビ、新聞を見ない若い世代はネットの情報を重要視する。その投票行動を既存のマスコミは軽視していた。更に言うと石丸氏についても深く情報収集しようとせずにどこからか仕入れた上辺だけの情報で報道しようとした。そしてあの開票後の特番で石丸氏が不快になるような質問を繰り返し自分達が思う不気味な存在として石丸氏を枠にはめ込もうとしたわけである。その中にあるのは自民党を含めた保守系あるいは立憲、共産党などの既存の政治家を非難する言動を快く思わない政治屋たちの影響を多分に受けていると思われる。

 この記事の最後に掛かれていることは重要である。今回、石丸氏の支持が多かった20代30代はこのまま既存のマスコミを信頼せずに時間が経てば当然情報の収集はネットが中心となる。選挙で電話などで事前調査をするが既にそのデータの信頼性に今回の選挙で疑問符が付いた。その反省はどのマスコミも未だないのも問題であるのだが、そういった分析をせずに次の選挙、そして次の選挙と回を重ねるたびにどんどん自分たちが苦しくなる未来が予想されるだけにぜひ危機感を持って欲しいものだと思う。今のマスコミは自分たちの思い通りに受け答えをせず歯向かってくるものに対して嫌悪感を抱くただの輩である。自分達の思い通りにならないものを全否定しようとしているだけである。