曇り、気温は23度。
台風5号の成れの果ての熱帯低気圧が北海道を横切る際、雨を降らしていった。そして徐々に高気圧が徐々に北海道を覆う形となってきている。先週から台風がもたらす湿気で湿度が高く気温が高いため北海道内ではクーラーが必須となっていた。この台風が過ぎ去れば湿度も低くなりからっとした晴れ間が広がり徐々に秋風が吹き始めるのだろう。北海道の夏も終わり秋がやってくる。
今日は、79回目の終戦記念日である。終戦を迎えたときに生まれた子供は既に79歳になっているわけである。既に戦争で実際に戦っていた人は100歳近くになっているということである。この間、良く日本は戦争を繰り返さずに復興を遂げたことをほめるべきだと思う。なんやかんや言いながら日本人は自分たちの憲法を守って暮らしてきたわけである。しかし、これからの世界は戦争を経験していない世代が主となり国家が運営されていくわけで、それが吉となるか凶となるか分からない。
その終戦記念日の前日に岸田首相の退陣が決まったわけである。ある意味発表の日時を選んだというところだろう。これまでの岸田首相は任期を継続しようと努力していた。しかし、政治と金という根本的な問題を解決できなかったことが国民の信頼を低下させたことが最大の原因だろう。その問題を解決できなかったのは自民党内の権力闘争から大物議員が自分たちへの影響を可能な限り減らしたいという自分勝手な思いの故であった。その自民党が自分たちの自助努力をせずに結局自分たちの頭を挿げ替えることで次の選挙に臨もうとしているわけである。本当に自民党は変わらない。あれだけ過去に自分たちの醜さから政権を野党にy場われたにもかかわらず結局元に戻ったわけだが、その間中身が変わったかといえば旧態依然とした政党のままだった。それを新しい党首が変えられるわけがないというのが現状である。例え石破氏や小泉進次郎氏が党首になったとしても無理だろう。だからといって野党が政権を取れるかといえばそれに値する政党が無いのが日本のダメなところである。小選挙区制を導入し2大政党制を目指したはずがもう一つの並び立つ政党が出てきていない。
自民党の新しい総裁が決まれば、国民に信を問う選挙が行われるはずである。その時に新しい政党ができるのかが日本の将来を決めかねない。