雨、気温は19度。
北海道に掛かる高気圧は北寄りにあり、少し東にある高気圧の間にできた気圧の谷によって流れる空気が水蒸気を多量に含むためそれによってできた雲によって道内の南側に雨を降らせている。これも今日だけで明日はまた晴れるようだ。
ウクライナ戦争は、ウクライナ東部で徐々に劣勢に陥り後退を余儀なくされていると伝えられていた。さらにそれにより国民の間に厭戦気分が徐々に蔓延しそれによりゼレンスキー大統領の支持も徐々に減っていると報じられた。
そのウクライナが秘密裏に軍を北部に移動させロシア領内に攻め入ったというニュースは驚きで、その攻撃は無謀なものと思われていた。しかし、それに対応すべきロシア軍は簡単に戦いを放棄し後退あるいは捕虜になったということで、ロシア軍の主要地域以外での兵士の質が相当低いことを物語っている。更に主要な武器は激戦地に振り分けておりロシア領内の守りは手薄であることも分かったわけである。
今回、ウクライナが占領したクルクス地方は、第2次世界大戦でナチスドイツとロシアお互い戦車大隊でぶつかった場所であった。その戦車の数は4000台ということで相当な激戦だったわけで、結局ロシアが勝利しナチスドイツ軍を追い返したというロシアにとって価値ある土地というのも皮肉な形である。
プーチンはその地をウクライナ軍に占領され自分の顔に泥を塗られたと思っているだろう。そのためウクライナ東部に展開している精鋭部隊を急遽呼び寄せウクライナ軍に対峙させようとしていると思われる。その精鋭部隊を移動させるためには現在の戦場に他の部隊を移動させ更に武器弾薬もある程度移動させなければ戦いができないため対応に時間が掛かっているのだろう。更に心配なのはロシアの精鋭部隊が立っ対すれば当然その地は劣勢に陥るわけでロシアにとって戦いをどのように進めるか簡単ではない作戦を計画しなければならないのである。
また今回の失態は、ロシア国民にも戦争を行っている現実を突きつけ更にプーチンの幻想を砕く効果はあっただろう。そういう意味でウクライナの今回の作戦は大成功に違いない。
NHKラジオの中国語ニュースの中で尖閣諸島は中国の領土であると放送されたという事件である。NHKは準国営放送である。この失態は当然糾弾すべきものであり有耶無耶にすると今後の外交にも影響を与えると思われる。しかし、今の日本にはそういったことに対して穏便に済ませようとする姿勢が垣間見えるところが弱腰と思われている。隣の韓国のようにすべきとは思わないがある程度の歴史的事実を曲げるようなことについては大きな報道をすべきだろう。
世の移り変わりは激しい。あのコンビニ業界の雄といわれたセブンアンドアイが他の企業から買収提案を受けることとなった。まだ買収がどうなるかは不明だが、コンビニ業界は競争が激しいことを改めて感じさせた出来事である。