国民の意識

 晴れ、気温はマイナス5度。

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 日本全体が高気圧に覆われており北海道も晴天に恵まれそうである。この後は徐々に下り坂に向かい来週には本格的な寒さが到来する。そろそろ冬支度を済ませてしまう必要がありそう。

 

mainichi.jp

 この記事については石丸氏の構想に玉木氏が論評したということなのだが、今までの政治状況は古くても安定した政党が支持されていた。それは今までのやり方を踏襲することが面倒くさくないやり方だったと思う。しかし、今回の選挙において徐々に風向きが変わってきた。それは今ある既存の政党が余りにも古臭いという流れができたということである。

 有権者はその変化の風向きを感じ今回の投票行動につながったわけである。しかし、投票先を変えたはずの政党も実際は過去の慣習にとらわれた政党であり今話題の国民民主党にしてもいざキャスティングボードを握った途端浮足立っているのが目に付く。

 石丸氏は今後都政に再挑戦することを考えているのだろうが、その前哨戦として都議選に推薦候補を出すことでイメージ戦略を行うようである。その辺り小池都知事都民ファーストが話題になった頃を思い出す。

 東京都から日本を変えるためにというその当時新鮮なキャッチフレーズが都民に限らず国民に希望を抱かせたのだが、出だしで躓き上手く発展できずに地域限定に縮小したわけだが、それは日本維新にも通じるところでもある。地域に限定することで支持者に分かりやすい政策を伝えられるが、それを全国展開しようとすると地方ごとの課題を解決する共通するやり方が無いという欠点がある。

 国民民主党が石丸氏にすり寄ろうとしているように見えるし石丸氏も今年の熱狂の持続性をどこまで維持できるかに焦りを感じているように見える、どちらも話題性にこの先の支持率や政党の命運を掛けているようには見える。国民の意識は移ろいやすくその受け皿がどこになりそれが長続きするかは運としか言いようが無い。