晴れ、気温はマイナス6度。
今のところ空は青空で気温は低い。西から近付く低気圧が雲を運び午後過ぎから雨模様となるところも出てきそうである。12月になり冬になるのは当然でいまだに雨が降るというのが異常なのだが、感覚がマヒしてしまう気がする。
J1リーグ第37節、広島との戦い、見事なまでの完敗となった。試合経過は先制され一時鈴木選手のゴールで追いついたのだが、前半終了間際に失点すると追いつこうとするコンサドーレの前掛りの勢いを交わすように圧倒され結局5失点で終わる。まさに今季を象徴する試合であった。前掛りになるのはコンサドーレの芯である。その攻撃時に得点を取れないことが全てである。2点取られれば3点取るという試合は大好きである。しかし、それは攻撃陣が得点を取って成り立つもの。今季はゴール前の選手の動きがちぐはぐで絶対的な点取り屋が存在しないことの影響が大きかった。
敗戦後ペトロビッチ監督の退任が発表された。会見内容は敗軍の将の会見だったわけだったが、やはりフロントと現場の間の意思疎通が危うかったのかとは感じる。コロナ後の影響で会社組織として社長はギリギリを攻めるしかなかった。それは社長として赤字になってJ2降格にはなりたかったのだろうが、GMとしては危機感を覚えきちんとした選手補強をしたかったことだろう。その一人二役が間違ったというしかない。ミシャが去るとともに三上社長兼GMも身の振り方を考える必要があるだろう。
そして試合前日に道新の裏一面に載った次期監督候補が岩政氏という記事、余りにも無神経すぎる報道ではあった。北海道新聞はコンサドーレのメインスポンサーの一つでありチームを支える立場だっただろうが、その姿勢はドライである。