渡辺恒雄氏逝く 色恋営業

 曇り、気温はマイナス7度。

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 西高東低の気圧配置が少し崩れる晴れ間の見られる時間があるが道南を除いて真冬日となりそうである。

 

歴代首相と深い親交、政権の指南役としても存在感…渡辺恒雄氏死去 : 読売新聞

 ここ数年存在はしていたがその発言は大きく取り上げられることはなかった気がする。しかし、読売新聞社グループ内では依然として権力を握り独裁者のままだったのだろうと思う。他社の記事を見ると鋭く功罪が書かれているのを見ると読売新聞の力の源だったのだろうと思う。そして当の読売新聞の記事は彼のこれまでの日の当たる部分を記事にしている。死してなお権力に従う関係性が良くわかる。人には寿命がある独裁者として君臨できてもできる期間は元気で存在している間だけである。死してなお影響力を発揮できることはないはずである。

 

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 近年大きな問題となっているホストに貢ぎすぎて人生をボロボロにしてしまう女性の存在がクローズアップされている。若い女性の一部に存在する虚栄の世界に対するあこがれあるいは古い例えで言えば白馬の王子様の存在を店で感じさせてくれることに一瞬の幸福を感じることが麻薬のような状態になっているのだろう。しかし、現実のホストは残念ながら自分の望みを達成させるために女性を犠牲にすることを厭わない。

 今回の法律は、その大元のホストを退治しようという仕組みである。少しは有効になるだろうが、実態はそれほど変わらないのではないかと思う。根本的原因になるそういった行為にあこがれる女性を別の方向に向かわせることができないかに取り組むべきだろうが、確実に法律では達成できないことである。

 若い人は男女問わず華やかな世界に一度はあこがれる。その世界が直ぐ近くに広がっていれば自分もその世界の一員に成れると勘違いすることもある。地方の田舎ではそういったことは不可能であり都会はそういった一端を見せてくれる。また、インターネットを通してどこに住んでいてもそういった世界が広がっていることを見せつけてくる。その状況を小学生の頃から接していればそれが無かったころよりも敷居は下がっているはずである。

 本来なら大人が子供に対してきちんとした役割を果たさなければならないのだが、子供を持つ親の世代が既にその状況に毒されているためお手本になることはできないことが大問題なのである。