ドル高 経営統合協議

 晴れ、気温はマイナス15度。

 

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 今日も日本海側を中心に雪模様で北海道東部や太平洋側は晴れという典型的な冬の空模様となる。そして1月2月並みの冷え込みが続く。

 

NY外為市場=ドル上昇、来年の金融政策の道筋に乖離 ユーロ・円は下落 | ロイター

米フォード、トランプ氏大統領就任式に100万ドルと車両を寄付 | ロイター

 まだアメリカ大統領はバイデンのままなのだが、既にトランプがアメリカの顔となっている。そのため、トランプ就任時に行うとされる関税強化によりインフレが進むと予想されているのにかかわらずドル買いが進み他の通貨は下落するという御祝儀相場となっているし、フォード、アマゾン、ウーバーなどの企業が大統領就任式に向けた基金に寄付をしだすという分かりやすい行動に出たわけである。それほど今はトランプ景気に沸いている。

 

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 ホンダと日産の経営統合の件、統合に向けての協議が始まると発表された。巷では苦境の日産を救うためにホンダに丸投げしたという噂である。日産は表向きは薄れているが芙蓉グループの一員であり、三菱は名前通り三菱グループの一員である。三菱自動車がつぶれないのは三菱グループの会社の従業員が購入するからと言われているのも事実である。

 日本の自動車メーカーが世界を席巻している時、トヨタがシェア1位で日産が2位、その以下グループにホンダがいた。そのうちに日産が経営危機を迎えルノーと提携しコストカッターのゴーンが経営危機を乗り越えたかに見えたが、反乱からゴーンが日産を追われた後、完全EV化を目指した方針が思いのほか上手くいかなかった。ホンダも本田宗一郎亡き後、経営に苦労を重ねているのは同じであるが、会社内にホンダイズムが残っているのが幸いしている。

 ホンダ、日産、三菱が一緒になったとしてもお互いが最良の状態でないため相乗効果が起きるのかあるいはマイナス効果が生まれるのか不明。日産ができてすでに91年を経過しもう少しで100年企業になるところだった。本当に企業を最良の状態で1世紀続けるのは中々困難なことなのだろうなと思う。