晴れ、気温はマイナス1度。
北海道は大陸の高気圧に覆われ寒気の中にはまり込んでいるので日中も気温が上がらない。
この記者が書く記事のこの気持ちはわかる。自分達が望む社会とかけ離れている人間が国を動かすと日本は世界からつま弾きになると。自分達の意のままに動かなければ社会は悪くなるという考えは一般人の思うところだと思う。その一般人の感情を代弁しているのだと思うが、その一般人の基準は必ずしも今の普通にいる一般人の考えかというとそうではない。
この記事の冒頭に書いてあるように”排外主義的な政策を訴えて衆参両院選挙で躍進した参政党を強く意識しているのは間違いない”が示しているように一般人の現状は東京新聞記者が思うように保守的になってきている状況である。その世間一般の人々が保守化しているのを感じながらもそれが一般人の望む社会ではないとするなら国民の大多数は一般人ではないということになる。
この部分は、宗教に似ている。自分達の信じる神が唯一の神であり他の宗教の神を信じる者は異端であると断じているかの様である。しかし、その神は本当に正しいのか?人々を救うことができるのか?世界に平和をもたらすことができるのか分からない。
しかし、みんなが自分達の話を聞けば幸せになると説く布教者のように振舞うのが記者の本分と信じているのだと思う。自分達の説法に反するものは地獄に落ちるとでも言わんばかりである。
もう一つ書くと、”防衛省幹部の戸惑い「もっと外交に関心を持った方がいい」”この言葉を発した幹部とは実在する人なのだろうか?この匿名というのは便利な使い方である。実在するか実在しないかわからない人間として自分たちが思い描いた言葉を発せさせる。これこそが記事の信用性を失わせるに十分な事実である。この見出しにするほど重要な言葉を書くのなら本来なら匿名ではなく実名で載せるべきなのだ。それができないのなら使うべきではない。
このデータ、新聞購読層と被るように感じるが、それについての分析は記事に書かれていない。
早速、北海道新聞は高市内閣の閣僚評価を始めた。彼らが何をやるかではなく思想信条に的を絞り批判して見せる。マスコミは、閣僚のあら捜しを始め、何かあれば一斉に叩く準備をしているのだろう。本当に評価すべきがこれからの行動であり未来の日本が良く成ることなのにである。
