道内25歳の成人が必要とする給与額 J2リーグ第35節 コンサドーレ 2-5 千葉

 晴れ、気温はマイナス3度。

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 日本全体が高気圧に覆われ晴れ間が広がる。北海道も太陽の日差しで気温は上がるようだ。しかし、この後道北地方は北にある低気圧の影響で徐々に雨または雪になりそうである。

 

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 道労連の試算によると、札幌市で生活する26歳の給与額が月26万円必要となった。子の給与であればそれなりの生活ができることは納得できる。現状この給与を貰う人はそれなりにいるのだろうが、大半は20万円を下回る金額で働いていると思われる。その差額は6万円。物価高騰もありこの先の格差は広がっていくように思える。このデータを見るとやはり少子化対策としてこの世代の手取りを増やすことが重要である。その積極的な政策ができるか?国として需要な課題である。

 

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 11月2日に行われた千葉との試合。フクアリで行われた試合にはコンサドーレサポーター大勢訪れたようだ。負ければ完全にJ1昇格の可能性が消滅する試合だが、既に数試合前には昇格は無理な状態だった。

 試合は、今季を象徴したような出来だった。今季の途中に岩政監督が解任され柴田監督が引き継いだわけであるが、社長が望むミシャ式に拘るのなら根本的に劣化したチーム体制を変えるしかない。少なくともコロナ過前のある程度の実力をもった外国人選手と日本人選手は必要である。それができて初めてミシャの理想とするサッカーができるはずである。そして、このチームは若手を育てるのが非常に下手だということである。このままでは優秀な若手は入団してくれなくなるであろう。

 この一年J2の試合を見てきたが、どのチームも攻守の切り替えを如何に早くできるかに全振りしているように感じる。その辺りは少ない資金力で勝つにはやはり負けない試合に特化するしかない。その負けない試合とは限りなく相手に得点を取られないことである。この先コンサドーレがミシャ式を追い詰めるならこの負けない試合をしてくる相手のゴールをこじ開けるしかない。そのためには。その辺りの戦術に特化した監督と守備に全振りできるコーチのセットで揃えるしかない。

 ミシャの末期からであるが、攻撃時に全選手が上がり相手をゴール前に釘付けることはできるのだが、その際、得点という形で決めきる能力が年々減少してきた。その得点を決めきれる選手がロペス選手以来加入していない。また、攻撃から守備に切り替わった時に止めきれる選手が今のコンサドーレにはいない。最終ラインにそれができる選手を育てる或いは加入させるしかないのであるがそういう選手は貴重である。どのチームもそれができる選手は喉から手が出るほど欲しく簡単には手に入らないし、優秀な選手であるほど海外に直ぐ移籍してしまう。それを防ぐにはJリーグの価値を上げるしかないのだが現状でそうなるまでは日本がW杯で優勝するくらいでなければ不可能だろう。

 その入れ替わる選手の質をミシャ式にするには運営会社の資金力が重要になる。ハッキリ言って石屋製菓一社で賄うことは不可能なことである。その辺り社長はどう考えているのか知りたい。しかし、道内企業でそれほどの資金力とコンサドーレに情熱を注いでくれる企業が存在しないのは残念なことである。