明治安田J2リーグ 第38節 コンサドーレ 3-0 愛媛

対 愛媛戦

 明治安田J2リーグ 第38節 対愛媛戦 大和ハウスプレミストドームで行われた最終戦、本来ならJ1昇格を掛けた試合ならと思うが、残念ながら順位は昇格の遥か彼方に位置しているため、株式会社コンサドーレとしてもこのしあいを深井一希選手の引退試合と銘打って興行を行っているように感じた。ある意味、最終戦が荒れるのを防ぐ意味が隠れて居そうであるが、コンサドーレの一選手として小野選手に次ぐ華やかな引退のセレモニーとなった。

 

 試合は、今季最下位に沈みJ3降格が決まった愛媛であるが、その差はそれほどない。コンサドーレと比較するとある意味似たもの同士という感じだった。違いが出た理由はこの試合がホームとアウエーの違いとこの試合に掛ける思いだろう。

 試合を通してお互いペナルティエリアまで攻め込むのであるが、相手がゴール前を固める前の一歩がコンサドーレの方が早かった。愛媛は、何故かシュートチャンス或いはボールをゴール前のタイミングがコンサドーレよりも遅れ気味だった。もし、そのまま攻め込んでシュートを打てばというチャンスで待つというのは得点機会を失う。そういうコンサドーレも過去の試合では早く攻め込むべきところで選手が動いていないことがままあり、チャンスを逃すということが多かった。後は、パスの精度である。お互いにここまで来ても尚、意思の疎通が見られない場面がままある。これまで一年間練習を続けてきても尚お互いの感覚が合わないというのは致命的である。

 しかし、この試合で違いが出た理由は何かと考えるとやはりホームで深井選手のために勝利するという考えを持つ選手が多かったということである。その差が3-0という点差になったのだ。年間、この気持ちで試合を続けていたら結果は大きく違った。それは本当に残念なことである。

 

 そして、気になるのは報知新聞が来季の監督が決まったと試合前にニュースを流したことである。他の媒体より早く流したいという気持ちは凄くわかるのであるが、最終節を間近にしている柴田監督の花道を汚すような話である。こういうものは試合が終わってから公表して欲しいものである。更に決まっていたとしても公式が公表していないのだから全くもって不適切である。