きのうがイブ

今日は、うす曇。気温は0℃前後と思われる。 昨日は、ホワイトクリスマスには成らなかった。予報では雪だったが、冷たい雨が降っていた。歌の歌詞のように、夜更け過ぎに雪には変わらず雨は止んでしまった。 そのため今日の道路は、黒いアスファルトの上に薄く氷が張った状態になってしまった。この分だと道路で滑って転ぶ人が増えるだろう。 今日のニュースは、飯島愛さん死亡が取り上げられていた。年齢が36才と聞いてビックリした。TVから見る感じは、既に40才は過ぎの感覚だった。 死後数日経過していたらしい。今後死因やタレントを辞めた後のことなどワイドショー的には報道されるだろうが、本当の事実は明らかになることは無いだろう。 もう一つ。>>引用民主党が提出した衆院の解散・総選挙を求める決議案が24日の衆院本会議で採決され、与党などの反対多数で否決された。しかし、与党側から自民党渡辺喜美行政改革担当相が賛成に回ったが、党執行部は除名相当の造反行動にもかかわらず、党規委員会すら開かずに「戒告」という軽い処分を早々に発表。渡辺氏を除名し、それが呼び水となって党分裂に発展することを恐れたもようで、麻生政権の弱体化を一層印象付けた格好だ。 野党提出の衆院解散決議案、当然否決されたのだが、一人自民党から賛成した渡辺さん。 沈む泥舟から逃げ出すためのパフォーマンスと思われかけない行動である。本心はそうではないかも知れないが、勘ぐれば勘ぐれる行動でもある。 ここで麻生さん周囲の行動が余りにも弱腰。既に負けている。せめてこの議席に留まる時間を長くするためか、時間が経てば何時か神風が吹くことを期待しているとしか思えないような雰囲気である。 神風が空く前に、日本の命運が吹き飛ばされない事を祈るばかりである。 もう一つ、昨日書いたトヨタの件に関連して。 いすゞ自動車が、期間雇用社員の期間以前の解雇を取りやめたというニュース。ニュース的には良い話のはずだが、時を逸した感がある。そのため派遣労働者は契約解除するのは何故と突っ込まれている。 もし、トヨタの解雇の報道と同時期に行えばこれでもインパクトは強かったはず。ただし、派遣社員はあくまで派遣会社の所属である。期間雇用は、明確にいすゞが契約者であるから会社としてやりやすい。 派遣社員の雇用の確保は、やはり派遣会社が全面に出なくては話にならない。その派遣会社の責任者が、私たちも被害者と言うような感で表立った行動に出ないのも問題がある。TVなどで派遣社員の働き口を求めるようなアピールも必要である。 そもそもの派遣契約がどのようになっていたか不明であるが、期間満了前の解雇も契約の中に含まれているのだろう。更に住居の斡旋も派遣会社が行っているのだから、住居の手配を雇用先に求めるというのもおかしな話になってしまう。 この辺り、報道するマスコミはきちんと報道して欲しい。もしかしたら派遣会社が相当ブラックで報道できないのか?はたまた派遣会社は、派遣先会社の介入した隠れ蓑的会社なのか? 報道のしかたが、イマイチお涙頂戴式の報道では、この問題の本質を捉えられない。更に野党の訴え方も同様で、この問題の先にある雇用の創出、派遣の問題点、国の今後の産業の有り方を追求しなければ、政治とはいえないだろう。 この後、この問題を考えていくためにはワークシェアリングを基本に、サービス残業の分を正規の労働として雇用を増やすやり方をしていかなければならない。そのための派遣制度は、柔軟な労働力の分配という意味で必要だろう。 更に労働組合も、自分たちだけが高給取りになるのを目指すのではなく、労働を如何に公平に分け与えるかを目指すべきである。そういったことを目指さなければ労働貴族と呼ばれても仕方が無いだろう。 春闘のベースアップも、その分自分たちの労働時間を減らし、雇用を増やすための原資とするなら国民も納得するのではないだろうか。それが進む道だと思うのだが、今の現状は自分たちだけが助かれば他はどうなっても良いというようにしか見えない。