民主党

 曇り、風が吹き涼しというより寒いくらいである。予報では、昼過ぎから雨らしい。

 
 民主党がバラバラらしい。参議院選挙で負けた事で党内が浮き足立っているらしい。このような状況に成るということが残念で仕方がない。
 
 去年まで万年野党の位置にいて政権政党に成るとは露程も思わなかった事が現実に成り、当然参議院選挙も勝てるだろうと思っていたのだろうが、今まで何の実績もなく、更に言えば失敗を繰り返していた政党が急に安定政権を持続させることは無理なのは有権者も判っていた。

 そのことを民主党の国会議員が判っていないのだろう。政治家としての自覚の無さが現れている。
 
 民主党政権は、この先短命でも構わないと思っている。しかし、今までのシガラミを持たず、国のために良いと思われる政策を断行して欲しいと願っていた。
 それだけでも民主党が政権を取った価値がある。だけれども、官僚政治を打破すると言いながら結局は、尻切れトンボに終わるところなどは、既に賞味期限が切れかかっている様である。

 信頼される政党に今一度もどるためには、本当に良い政治を目指すしか無い。それを一日でやれと入っていない数年或いは100年のスパンかもしれない。しかし、はじめなければ何も変わらない。それをすることが民主党の使命なのである。

 もう一つがっかりしたのは、小沢さんである。あれだけ自分が捨石になる覚悟で衆議院選挙を勝ち抜き民主党政権を作ったのだから、自分が支えるべきものは何なのか理解していると思った。
 しかし、蓋を開ければ党内を纏め切れない単なる老人に成り下がってしまった。もっと頭が切れる男と思っていたがそれは間違いだったのかもしれない。

 またもガラガラポンで政党を作りなおすしか方法は無いのかもしれないが、日本の寿命はそんなに長くないと思う。