土砂崩れ

 朝から大雨である。時折弱まるがそれでも昨日の夜から降り続いている。TVでも土砂崩れに注意とテロップを流しているが、本当に山の斜面に近づく時は注意をしなければならないだろう。


 引用 静岡新聞http://www.shizushin.com/news/social/shizuoka/20090714000000000051.htm

400~500メートル上から落石か 富士山

07/14 15:03

 富士山富士宮口新5合目で13日夜、落石が駐車中の車に直撃し、中にいた奈良県三郷町の団体職員の男性(68)が死亡した事故で、富士宮署は14日午前、現場の実況見分を開始した。発生当時の状況や落石の原因、経路などを調べている。落下した岩に防護フェンスが突き破られていることから、落石防止の対策に不備がなかったかどうかについても調べる方針。




 斜面といえば、この間小樽に行って来たのだが、本当に山の斜面に建つ家が多い。ある家など家の半分が斜面から突き出ているところもあった。ただ本当に空中に浮いているのでは無く、土台と成る柱は付いているのだが。

 あの家に住んでいる人は、この長雨に心配しているだろうなと勝手に思う。自分だったら安眠できないだろう。

 幾ら日本の国土は狭いといっても、北海道は例外である。住むのに安全な場所は多くある。それでも崖の傍とか海辺の近くとか何故こんなところにわざわざ家を建てるのかなというところに家を建てる人は大勢居る。

 確かに山の頂上や山腹にある家は眺めが良くて良いだろうなとは思う。老後は、安全とは言っても家が立ち並ぶ住宅密集地より、人が余り居ない静かで景色の良いところに住みたいと考える時はある。

 しかし、台風や地震を経験すると躊躇してしまうのが人間である。それなら別荘ということも考えられるが、それなりの蓄えが必要であるので中々難しいところがある。まあ北海道なら粗末な山小屋程度のものを建てるのならそんなに費用は掛からないかもしれない。

 北海道でそんな事を考えるのだから、本州の地震や台風の通り道にあるようなところに住んでいる人はどのような思い出住んでいるのだろうか。ある意味もう慣れっこになってしまい、そんな危険など気にする時も無いのだろうか