北朝鮮制裁

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引用 日本経済新聞https://www.nikkei.com/article/DGXLASGN06H2R_W7A900C1000000/) 

米政府は6日、北朝鮮の核実験を受け、国連安全保障理事会の全15理事国に追加制裁の決議案を配布した。石油の全面禁輸のほか、北朝鮮からの労働者受け入れ禁止、繊維製品の禁輸など「最強の制裁」(米国のヘイリー国連大使)となる。北朝鮮の生命線を握るエネルギーと外貨の獲得手段を断つ狙い。金正恩キム・ジョンウン)委員長の資産凍結・渡航禁止も盛り込み、核開発を許さない国際社会の断固たる姿勢を示す。11日に採決する。

 国連安保理の決議案が事前に漏れるというのも中々である。常任理事国の拒否権があるためこのまま決議されるか不透明である。やはり中国、ロシアが反対しそうであり、難しい雰囲気である。

 そもそもこの決議案のリークは、誰にとって有利かという疑問が沸く。決議案が事前に知れることによって反対をさせにくくするのか、それとも反対する人にとって有利なのか。

 この決議を受けて北朝鮮の国内はどういった動きをするのか興味深い、一層暴走するのか、それとも自重するのか、これも成り行きを見守るしかない。

 我々、人類は全て同じ価値観で生きている訳ではない。多くの異なった考えを持つ個体が、集団となりその更に大きな集団の中で動いている。その中にあるのは、多様性という言葉がふさわしい。

 北朝鮮の核の脅威は増したが、果たしてこれが抑止力になるかというとならないと断言できる。北朝鮮が白旗を上げる時は、金正恩が失脚する時だろう。あの性格だから多くの人を道連れにしようと考えているのではないかと想像するが、それは本人に聞いてみなければ判らない。

 もしこの決議案が通れば、その効果は半年後位だろうか、来年の春には結果が出るだろう。そしてその間に花火のようにミサイルを発射し続け、より緊張が高まることは想像できる。