録画
日曜の試合は是非見たいところだったが、同日にあった子供の試合の応援を優先した。そのため録画での観戦。
日曜のドームは、結構な入り。赤黒に染まったスタンドは素晴らしい。その場にいれば感動しただろう。この前の白い恋人サンクスマッチもスタンドの明かりも素晴らしかったが、その場にいればより一層感動する。
試合のほうは、あれよあれよという間の３点で、却って札幌に守ろうという意識が強すぎて、ラインが下がってしまった。あの強力FWを人数で抑えようとしても不可能。
札幌が下がれば、東京Vが上がるのは必然で、攻撃に厚みが出てしまう。
しかし、その隙を突いた札幌のカウンターがもう一度効いてダヴィ選手の頭のシュートが入っていれば、あのままゲームは決まっていただろう。
しかし、そうはさせないのがゲームの神様である。DFの曽田選手のあのチャージは少しいただけない。あれで完全に流れが変わった。
冷静に判断すれば問題ない処理だったが、相手の前半の失敗が却ってマイナスイメージになってしまったのかもしれない。
その後、東京Vに同点にされるのは、必然である。その後カウンターでダヴィ選手が再度追加点を入れ逃げ切りに成功。ある意味負けを覚悟していただけに、感動的な試合だった。現地で見た人たちは、震えたのではなかろうか？
これで、仙台が試合なしのため、札幌が暫定の首位に立った。まだ早すぎる首位だ。まだ第１節が終わっていない時点でのでのこの位置は、一過性のものと考え浮かれることなくこの後の試合を大事に戦って欲しい。
それにしても、東京Vの中央からの攻めは本当に脅威である。あれにサイドチェンジを織り交ぜて攻撃されたら防ぐことの出来るチームはJ2に無いだろう。今のところ中央一辺倒で相手に攻撃を読まれてしまっているが覚醒しないことを祈る。
あれだけの選手を抱え、試合を上手く進められないのは監督の責任。これも当分交代しないことを祈る。１年このまま眠れる獅子のままいてくれたら札幌にとって幸せである。
