政治の季節

今日は、少しうす曇の中に青空がところどころ見えている。相変わらず寒さは厳しいがそれでも以前の寒さと比べたら暖かいくらいで、慣れというのは恐ろしいものである。

 国会は「ブリッジ」法案などという判りにくい名前でもめている。確かにこれは明らかな悪意を感じる。国民が判りにくい名前を使えばすんなり通るというような根端が見え見えで却って裏があるのではないかと勘ぐりたくもなる。

 ねじれ国会と言うが、この問題で政界再編もありうるようである。民主党も一枚岩ではないあたりにきな臭さを感じさせる。
 もしかしたら、大連立ではなくシャッフルというのもありうるが、国民的感情で言えば、すんなり政権交代がしっくり来る。これでまた政権の座に古い自民党の幹部が座っていたら政治に不信感を抱くからである。

 なぜなら、政治責任を取らず曖昧にしてきた結果が今の日本の政治そのものだからである。

 しかし、この世は、一寸先は闇。何が起こるかわからないところが政治ともいえる。更に国民にわかりづらい形で決着が着いたとき日本は終わったかもしれない。