週始め

灰色の雲が低く垂れ込め、霧吹きから吐き出されたような雨が空気中を漂うように降っている。時折吹く風が体に付いた霧雨を蒸発させるため肌寒く感じる。今週は先週に続きぐずついた天気になるらしい。

 
 日曜日は、家族がそれぞれ出かけ自分一人で過ごすことになった。早朝ゴルフの練習に行き帰った後は何もすることが無くなってしまった。取り溜めたEUROの試合を見手も良かったのだが、土曜日の札幌の試合でもう沢山と言う気がしてそれもしなかった。
 今後こういった日をどうやって過ごすかきちんと考えていかなければ、本当の老後は、困ってしまうことになる。

 
 話は変わり、今日からサミットが開かれる。自分の周辺では特に変わったことは無い。あるとすれば警察の警備が物々しいことくらいか。確かにこんな各国の首脳が北海道に集まると言うことは自分が生きているうちに一度くらいだろう。とはいっても直接会うことは無いし、TVで様子を見る程度で終わるはずである。何も事件が起こらないことを願うのみである。

 もう一つ気になるニュースは、これ。以前からコネ採用の噂は耳にしていた。関係者ではない自分が噂で聞くくらいだから、北海道でもこのようなことは有るのだろう。
 教員志望者は毎年沢山いて、教員になれるのはほんの一握りである。自分のうちの近所でも、毎年採用試験に挑戦している人がいる。その間、臨時教員をしたりバイトしたりしているらしい。
 
 そんな狭き門の採用に不正があるとすれば由々しき問題であるだろう。今回公になったのも氷山の一角と言って良い。
 子供たちに正義を教えている人が不正義を実際行っているとしたら、更にその不正義で教員になった先生が子供たちにどのように指導していたか疑問に思う。

 教員の採用は、教職員とはかかわりの無い別の組織が行う必要があるだろう。しかし、人を採用するというのは本当に難しい。