曇り空が広がる。今日から晴れ間が戻るということだが、今現在は、青空が見えるとはにわかに信じられないきがする。今年の夏は、例年に増して雨が多い気がする。と思い、ネットで検索してみた。すると、このような気象庁のデータがあった。この表を見ると、各年ごとの降水量の変動は、非常に大きいことが分かる。一言で言えば、毎年同じ量の雨が降るのではなく、それなりに多い年もあれば少ない年もあるという言わば「ミズモノ」である。これで見ると年間の降水量は1950年代のほうが今より遥かに多い。更にそれ以降は水不足の年の方が多い。そういえば、ここ最近渇水の話題がTVを賑わせていたのを思い出した。人間は便利なもので、そういった統計的な傾向は、感覚としてしてしか捕らえていないものである。それが曖昧のまま判断してしまうことが多いのかもしれない。 と言うことで、今年の結果はまだ出ていないが、水不足の報道が無い現在、平均より多い年になるかもしれない。地球が温暖化しているかどうかは、100年単位のスパンで考えなければ判断できないだろう。